本市の4分の1以上の面積を占める阿東地域では、住民の自由な移動や、必要な物資の配送などをどのように維持・確保していくかという課題を抱えています。
このような背景を受け、令和5年11月14日(火曜日)、買い物における課題への対応として、ドローン配送を想定した実証実験を行いました。この実証実験は、地域内の物流を検討する一環として、セイノーホールディングス株式会社、株式会社NEXT DELIVERYおよび本市が共同で提案した取り組みについて、「二酸化炭素排出抑制対策事業補助金」の採択を受けて実施したものです。地域住民のドローン等への認知度向上、ドローンの飛行に向けた課題の洗い出しを目的として、(1)小学校間の交流、(2)急送品の輸送と置き配、(3)移動販売車への商品補充を想定した3コースで実証飛行を実施しました。
(3)に参加し、徳佐りんごジュースを受け取った阿東中学校3年の中村蒼馬さんは「こぼれるんじゃないかと思っていたが、ちゃんとこぼれずにそのままで送られてきて、すごい」と感想を述べました。
実証飛行の様子を視察した市長は「最先端の技術を使った一つの試みが阿東地域で行われることをとてもうれしく思う。実用化を考え、しっかり取り組んでいきたい」と述べました。
実証飛行(1)メッセージを届けるさくら小学校1・2年生の様子
実証飛行(1)メッセージを受け取った生雲小1・2年生児童の様子
実証飛行(2)グラウンドゴルフ大会に賞品を届けるドローンの様子
実証飛行(3)阿東中学校全校生徒との記念撮影の様子
・記念撮影の様子(右からNEXT DELIVERY企画グループの近藤グループ責任者、市長、ほほえみの郷トイトイの高田事務局長、セイノーHD新スマート物流推進PJの和田マネージャー、KDDIスマートドローンソリューションビジネス推進2部の森嶋部長)
阿東総合支所 地域振興課 Tel 083-956-0117