令和5年6月10日(土曜日)、中市コミュニティホールNacで、「第10回山口市景観賞」の表彰式を開催しました。
「山口市景観賞」は、応募や市民投票などを通じ、市内の魅力的な景観を市民一人一人が共有するとともに、市内外へ広く発信していくことで、地域の特性を大切にした景観まちづくりの意識を育むことを目的として実施しています。第10回目となる今回は、「景観写真コンテスト」として、「一般の部」と「小学生の部」の2部門を設けました。「一般の部」では「そばにある風景」を、また、「小学生の部」では「未来へ残したい風景」をテーマとして募集し、全106点から、各部門大賞1点、入賞6点を選定しました。
表彰にあたり、市長は「市内の各地域に、海や山など自然豊かな風景や古くからの街並みなど、さまざまな美しい景色があるのが本市の魅力の一つだと思っている。今後も本市の景観を大切にした素敵なまちづくりを進めていきたい」とあいさつしました。
一般の部大賞を受賞した来栖旬男さんは「収穫間近の阿東地域の美しい田園風景が撮影できた。自然を相手に農業を営み、景観を保ちたい、と頑張っておられる地域の方々に敬意を表したい。今回の受賞を励みに、これからも頑張りたい」と述べられました。また、小学生の部大賞を受賞した横山結愛さんは「母と散歩に行った途中に撮った写真が大賞をいただけると思っていなかったので、とても嬉しい。これからも何気ない日常を大切に過ごしていきたいと思う」と述べられました。
審査を行った山口市景観審議会の鵤心治会長は「応募されたどの作品も魅力的で、審査に苦労した。日々の暮らしに溶け込んだ風景、この先も残していきたい風景に焦点を当てて、景観の新たな一面を気づかせるもの、今ある景観を別の景観に見立て実は特別な景観だと気づかせてくれるものなど、いずれも感性豊かな表現をされていた。今後も山口市の素晴らしい景観が一人でも多くの皆様に伝わることを祈念している」と講評されました。
受賞作品は、第10回山口市景観賞「景観写真コンテスト」受賞作品発表のページをご覧ください。
一般の部受賞者の皆さんと鵤会長(後列左)、市長(後列右)
<一般の部 テーマ:そばにある風景>
大賞『田園彩秋』来栖 旬男
小学生の部受賞者の皆さんと鵤会長(後列左)、市長(後列右)
<小学生の部 テーマ:未来へ残したい風景>
大賞『気持ち良さそうに走るDL』横山 結愛
都市計画課 Tel 083-934-2831