本市の文化・芸術の交流拠点として、また、図書館を併設する複合文化施設として、平成15年に開館した山口情報芸術センター[YCAM]が、今年20周年を迎えます。これを記念し、令和5年6月2日(金曜日)、YCAMで開館20周年記念セレモニーを行いました。
YCAMは開館以降、メディア・テクノロジーによる新たな表現の探求を軸に、これまで国内外の多くのアーティストと多岐にわたるオリジナル作品の制作・発表を続けており、国内はもとより、世界各地の文化施設やアートフェスティバルなどを巡回し、本市の新たな価値や交流を創出しています。
20周年記念セレモニーで、市長は「20周年を迎えられたのは、本日お集まりをいただいた皆様をはじめ、多くの市民の皆様に大切に支え、育てていただいたおかげである。心から感謝とお礼を申し上げたい。今後も、人や地域のつながりの中で新しい価値を創造できる場として、市民の皆様に親しまれ、誇りとしていただけるよう努めていきたい」と述べました。
また、20周年記念セレモニー後に、展覧会「浪のしたにも都のさぶらふぞ」のオープニングセレモニーが行われました。展覧会のオープンにあたり、YCAMの礒部素男館長は「本展覧会は、VR(仮想現実)やバイオテクノロジーなどこれまでの20年間で当センターが培ってきた知見や技術を結集した展覧会になっている。1年を通してさまざまな企画を予定しているので、多くの方にYCAMに親しんでいただき、観客としてだけでなくプレイヤーとして参画していただきたい」とあいさつしました。
YCAMでは、今後、開館20周年を記念したさまざまなイベントを開催する予定です。詳しくは、YCAMウェブサイト<外部リンク>をご覧ください。
出席者による記念撮影の様子
あいさつする市長
新作展覧会「浪のしたにも都のさぶらふぞ」の看板
浪のしたにも都のさぶらふぞ
砂糖を通して見る日本と台湾の近代化の記憶を、映像インスタレーションの「等晶播種(とうしょうはしゅ)」と、映像とライブパフォーマンスの「浪のしたにも都のさぶらふぞ」の2部構成で表現する展覧会。
開催日時:6月3日(土曜日)~9月3日(日曜日) 10時~19時
※ 火曜日休館(火曜日が祝日の場合は翌日)
第1部「等晶播種」(約35分) | 第2部「浪のしたにも都のさぶらふぞ」(約40分) | |
---|---|---|
平日 | 第2部上演時間以外の時間帯で常時上映 | 14時05分から(1回) |
土日祝 |
10時45分から、12時50分から、14時55分から、 |
料金:無料
文化交流課 Tel 083- 934-2717