令和5年5月20日(土曜日)、維新大晃アリーナ武道館において、「大野将平 次世代育成プロジェクト 山口市ジュニア武道教室」を開催しました。この教室は、本市出身の大野将平選手から、次世代を担う子どもたちに直接技術指導をしていただく機会を創出し、次世代アスリート育成の一助となるよう、山口市柔道協会と山口市空手道連盟のご協力のもと開催したものです。今回は、ゲスト講師として柔道家の永瀬貴規選手、空手家の西村拳選手をお招きし、市内の小学生90人が教室に参加しました。
開催に先立ち、伊藤市長は「世界的に活躍されている3人の選手から、素晴らしい技や武道に対する心構えをしっかり学んでもらいたい」とあいさつしました。
教室は、初心者向けの体験教室と経験者向けの特別指導の2部制で行われ、3人の選手は、参加した子どもたちに実際にお手本を見せながら、体の動かし方や技のコツを指導しました。子どもたちは、講師の3人や指導者の皆さんにアドバイスをもらいながら、一生懸命技を練習し、楽しんでいました。
大野選手は、指導者育成の2年間の研修に参加されるため、今年度中にイギリスへ留学される予定です。最後に、大野選手は「武道を志すことは辛いことや苦しいこともあって、良いことばかりではないと思うが、『継続は力なり』なので、武道で培ったことを胸に勉強も頑張って、学校生活を楽しんでもらいたい。また私が山口に帰ってきたときは、教室を開きたいと思っているので、一緒に良い汗をかきましょう」と子どもたちにエールを送りました。本市では、今後も大野選手のさらなる活躍を応援してまいります。
参加者による記念撮影
あいさつする市長
ウォーミングアップの様子
柔道と空手の技術指導の様子
1対1で互いに自由に技をかけ合う乱取りの様子
スポーツ交流課 Tel 083-934-2873