令和5年4月18日(火曜日)、ジュール・イルマン総領事が、市長を表敬訪問されました。イルマン総領事は、令和元年9月に着任し、フランス語教育と日仏文化交流に努めるフランス政府の公式文化機関「アンスティチュ・フランセ関西(関西日仏学館)」の館長を兼務されており、コロナ禍で見送っていた着任のあいさつとして、このたび市役所を訪問されました。
山口情報芸術センター[YCAM]においてフランスにゆかりのあるアーティストが制作した作品の展示をしたことや、フランス在住の植物学者兼アーティストであるパトリック・ブラン氏が監修したJR新山口駅南北自由通路の「垂直庭園」、中原中也が、フランスの詩人アルチュール・ランボーの詩を日本語に翻訳し、中也の詩集がフランス語に翻訳されたことなど、文化面での交流について、意見交換をしました。市長は、「これからも連携して交流を深めていきたい」とあいさつしました。
イルマン総領事は、「日本のランボーと言われる中原中也ゆかりの地である山口市は、フランス人、特にシニア層に注目されると思う。また、日本に興味を持っている若者も多いので、学校間など若い世代の交流も、これからもっと進めていければ」と述べられました。
歓談中の総領事(左)と市長(右)
記念撮影の様子
国際交流課 Tel 083-934-2725