令和4年11月13日(日曜日)、令和4年4月1日に施行された「山口市みんなの手話言語条例」や「手話は言語」であることを広く市民の皆さんに知っていただくため、中心商店街でPRイベントを開催しました。
メイン会場である中市コミュニティーホールNacで行ったステージプログラムに出席した市長は「条例の施行をきっかけに、これまで以上に手話を使用しやすい環境の構築に向けた取り組みを推進していく。障がいのある方もない方も、住み慣れた地域で安心して暮らしていけるよう、市民の皆さんにも障がい者福祉全般に関心を持っていただきたい」とあいさつしました。
また、市聴覚障害者福祉会の久保淑子会長による手話体験や、市内3大学の手話サークルによる手話歌披露のほか、ろう者として日本初の薬剤師で、デフリンピック(聴覚障がい者の国際総合スポーツ競技大会)銀メダリストの早瀬久美さんの講演会も開催しました。
サブ会場の山口井筒屋前などでは、50音を手や指の形で表現する「指文字」シールを貼った手話名刺の作成や、手話自己紹介体験、手話付き「さるかに合戦」の上映などのさまざまなイベントを実施しました。来場者は実際に手話を練習したり、2人組で手話での会話をしたりと、楽しみながら手話への理解を深めていました。
今後も市では、誰もが手話を使用しやすい環境の構築に向け、手話への理解の促進、手話の普及に必要なさまざまな施策を推進してまいります。
ステージプログラム「みんなで手話体験」の様子
大学生の手話歌披露の様子
記念撮影の様子
手話名刺作成と手話自己紹介体験の様子
障がい福祉課 Tel 083-934-2794