令和4年10月3日(月)、湯田地域と阿知須地域のそれぞれの地域活性化を図る、地域おこし協力隊2人の着任式を市役所で行いました。
着任したのは、東京都出身の葛巻弦喜さんと井上健さんで、葛巻さんはこれまでフィットネスジムの運営やマネジメント、マーケティング等の業務に、井上さんはイベントや飲食店運営の業務に携わってこられました。こうした経験を生かしつつ新たな分野へ挑戦する決意から、葛巻さんは湯田温泉を中心とした本市の魅力創造と交流人口の拡大を、井上さんは道の駅「きらら あじす」で販売する新たな野菜の発掘をテーマに活動します。
着任式で副市長は「地域の皆様や先輩隊員の皆さんとの協力・連携のもと、地域に根ざした活動を展開されることを大いに期待している」と激励し、葛巻さんは「若年層が楽しめる環境づくりに着目しており、湯田温泉の資源と自分の経験してきたウェルネス産業を絡めて活動していきたい。まずは地域の方々に楽しんでいただき、協力を得ながらSNS等を活用した情報発信を行っていきたい」と述べ、井上さんは「山口ゆめ花博でこの地に関わり、阿知須地域に対する思い入れがあって応募に至った。農業は未経験だが、知識や技術を身に付けながら、3年後には集大成として独自のブランド野菜を展開できるように頑張っていきたい」と意気込みを述べられました。
このたびの両協力隊員を含め、本市では現在12人が活動しています。今後も、総務省が支援する「地域おこし協力隊」の制度を活用し、地域ブランドや地場産業の開発・販売・発信等を推進するとともに、任期後の定住・定着を図ってまいります。
左から葛巻隊員、副市長、井上隊員
定住促進課 ☎083-934-2778