スペイン出身のGalvez Luis Gema(ガルベス ルイス ヘマ)さんを新たな国際交流員として任用し、令和4年8月1日(月曜日)に辞令交付式を行いました。
スペイン・ナバラ州出身のフランシスコ・サビエルが本市を訪れ、キリスト教の布教の許可を得たという歴史から、本市とナバラ州の州都であるパンプローナ市は1980年に姉妹都市提携しました。また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会において、スペインのホストタウンとしてさまざまな交流事業に取り組んできました。これまでの交流で培われた本市とスペインのつながりをさらに深め、より多くの市民の皆さんの国際理解を進めるとともに、お互いの違いを認め合う多文化共生社会を進めていくことを目的に国際交流員の任用を行うこととしました。
ヘマ国際交流員は、スペインのカナリア諸島自治州の出身で、2017年から5年間、山口県の国際交流員を務められ、このたび本市の国際交流員として着任されました。着任にあたっては、「山口市とスペインの交流も、私が山口市に来たことも、ともにフランシスコ・サビエルがきっかけなので、その縁を大事にしたい。山口市とパンプローナ市の市民がオンラインを活用しながら、お互いの顔の見える交流などができたらよいと考えている」と意気込みを述べました。
今後、市内の学校や地域を中心に、スペインの文化や生活習慣などを紹介する講座や、多文化共生社会の促進に向けた交流などの活動を行います。
辞令を交付する様子
記念撮影の様子
国際交流課 Tel 083-934-2725