令和4年7月1日(金曜日)、湯田地域、中心市街地、阿東地域、各々の地域で活動する「地域おこし協力隊」として新たに3人が着任し、山口市役所で着任式を行いました。
地域おこし協力隊とは、総務省が支援する制度で、都市地域在住者に、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし活動に取り組んでいただきながら、隊員の定住・定着を図るものです。本市では平成25年度から本制度を活用しており、このたび着任した3人を含めて、現在9人の隊員が市内で活動しています。
このたび着任した、田中悠介(たなかゆうすけ)隊員は、湯田地域で「県内最大の宿泊拠点「湯田温泉」を中心とした山口市の魅力創造と交流人口の拡大」をテーマに、田中佳菜子(たなかかなこ)隊員は中心市街地とその周辺エリアで「中心商店街の活性化」をテーマに、そして、廣田和也(ひろたかずや)隊員は、阿東地域で「支え合いの中で誰もが“笑顔”で暮らせる地域づくり」をテーマに活動します。
着任式で副市長は「これまで培ってこられたさまざまな経験や知識、スキルを存分に発揮していただき、新しく柔軟な発想をもって、地域課題の解決やまちづくりに果敢にチャレンジしていただくとともに、地域に根ざした活動を展開されることを大いに期待している」と激励しました。田中悠介隊員、田中佳菜子隊員、廣田和也隊員はそれぞれ、「これまで観光業に携わっていた経験を生かし、その集大成として、山口市のさらなる発展に寄与できるよう活動を進めたい」、「幅広い世代の方々が気軽に集まることのできる中心商店街を地域の拠点として、皆さんと一緒に賑わいを創出していきたい」、「阿東の素晴らしい水田とその周囲にある住居、それらを未来に残せるような活動をしていきたい。まずは私自身が田舎での暮らしを満喫して、それを発信していくことによって阿東の魅力を広く知ってもらいたい」と意気込みを語られました。
任命書を交付している様子
記念撮影の様子(左から田中悠介隊員、田中佳菜子隊員、副市長、廣田和也隊員)
定住促進課 Tel 083-934-2942