令和4年3月21日(月・祝)、大学生や社会人などキャリアの異なる21人のメンバーが1年間の共同生活や教育プログラムで共に成長を目指すシェアハウス型の若手人材育成施設「アカデミーハウス」の令和3年度成果発表会が、KDDI維新ホールで行われました。令和3年4月から活動をスタートした第一期生が、市長や企業関係者、一般観覧者等約150人を前に、1年間の活動の成果を発表しました。
令和3年4月4日(日)のアカデミーハウス開講以来、第一期生の21人は4つのグループに分かれ、「山口を良くしたい」「山口を盛り上げたい」という思いをどうしたら具現化できるかを、哲学をベースとした「P.C.Tプログラム」を学びながら共に生活し、日々議論を重ねてきました。成果発表会では、「山口市をチョコレートでブランディング」「哲学思考をベースにしたすごろくの開発」など、それぞれのグループごとに山口を活性化させるために活動してきた成果を発表しました。
伊藤市長は「熱い思いをもって集まった21人の若者たちがそれぞれの価値観や生活観、感性などをぶつけ合いながら1年間対話を重ね、人間関係を築いたことは、一生の財産になると思う。ぜひここで過ごされた経験をそれぞれの会社や大学などで活かして、活躍していただくとともに、OB・OGとして、アカデミーハウスに引き続き関わっていただきたい。」と激励しました。
1年間アカデミーハウスの講師として指導されてきた山口大学国際総合科学部の小川仁志教授は、「一期生の皆さんは、この1年間、山口市の活性化に貢献し、色んな事を学んでくれた。ここで学んだ21人が、ネクストリーダーとして山口市、日本、世界、引いては私たちの未来を引っ張って行ってくれることを期待している」と総評されました。
成果発表会であいさつする伊藤市長
第一期生による成果発表の様子
成果発表会の総評をする小川教授(右)
新山口駅拠点施設整備推進室 Tel 083-934-2676
※令和4年4月1日以降の問い合わせ先は、ふるさと産業振興課新事業支援担当Tel 083-934-2928となります。