令和4年3月6日(日曜日)、山口市民会館で、令和3年度山口市美術展覧会の表彰式を行い、市長らが入賞者に表彰状を手渡しました。16歳から87歳までの市民から135点の応募があり、そのうち15点が入賞しました。
大賞に輝いた村田賢二さんの絵画「願う」は、村田さんの姉がモデルで、両手を合わせ一心に祈る姿からは、子や孫へ命のバトンを渡し、さらなる平和と幸福な未来への願いが強く感じられる作品です。
審査委員長を務められた山口県立大学国際文化学部の倉田研治准教授は「幅広い年齢層から応募があり、創作方法も従来のジャンルからジャンル横断的な表現まで、多様なアプローチの力作が出品された」と総評されました。村田さんは「このたびの受賞を姉もとても喜んでくれた。これを機会により一層努力したい」と喜びを語られました。市長は「一つひとつの作品が技術的に優れていることはもとより、創作された方々の個性が豊かに表現されており、作者が真剣に作品と向き合い、創作活動を楽しんでいる様子が伝わってくる。今回受賞された皆さんには、この度の受賞を励みとされ、さらなる高みを目指して、何よりも楽しみながら創作活動に取り組んでほしい」と述べました。
山口市美術展覧会は3月13日(日曜日)まで、山口市民会館展示ホールと、小ホールで開催しています(9時30分~17時、最終日は16時まで)。
伊藤市長から表彰状を受け取る村田さん
大賞に選ばれた村田賢二さんと受賞作「願う」(左)
出席者による記念撮影の様子
文化交流課Tel 083-934-2717