平成28年9月1日、大殿地域を中心とした情報発信を行う大路ロビー(大殿大路133−1)で、山口市地域おこし協力隊の任用通知交付式を行いました。
新たに着任されたのは、兵庫県出身で8月までイタリアに在住していた粉川妙さんです。粉川さんは、結婚してイタリアのウンブリア州スポレート市で、通訳や食に関するライターをされながら11年間を過ごされていました。「イタリアで培ってきた生活感覚やネットワークなどを生かし、私なりの視点で地域の宝を発掘していきたい。また、ここ山口市でも人とのつながりを大切にしながら、アートを軸としてたくさんの人を呼び込んでいきたい」と話されました。
イタリア人で画家のご主人が、活動の場を日本に移したいという希望があったため、粉川さんは帰国を検討。地域おこし協力隊については、2年ほど前から興味があり、本市の自然と文化・歴史が調和しているところに惹かれ応募されたそうです。
山口市では、総務省が支援する制度を活用して都市圏在住者を「地域おこし協力隊」として委嘱し、地域ブランドや地場産業の開発・販売・PR等の地域おこし協力活動を行いながら、併せて協力隊の定住・定着を図る取り組みを行っています。
粉川さんは今後、アートを通じた交流人口拡大の分野に取り組まれます。
観光交流課 083-934-2810