令和3年10月16日(土曜日)、山口市民会館大ホールにおいて「第19回 雪舟サミット」が行われました。
「雪舟サミット」とは、雪舟ゆかりの自治体(岡山県総社市・井原市、島根県益田市、広島県三原市、山口県防府市・山口市)の首長が集い、雪舟の業績を顕彰するとともに、各市の取り組みなどの情報交換を行う中で、交流を深め、連携のきずなを確認することを目的として、2年に1度、ゆかりの自治体で開催されているもので、本年は山口市が会場となりました。
開催に先立ち渡辺市長は「この度のサミットが、各市の連携を、一層、推し進めるものとして、さらには、雪舟ゆかりの自治体の末永い友好を確認し合う場としたい」とあいさつしました。
サミット自治体リレートークでは、構成する各市の市長や副市長が、雪舟とのつながりや、まちづくりへの取り組み状況などを紹介しました。つづいて渡辺市長が「雪舟とのゆかりを持つ6つの自治体は、今後も末永く交流し、友好を深めつつ、各地域における「歴史文化資源を生かした多様な交流が生まれるまちづくり」を、より一層、推進していく」とのサミット宣言を読み上げ、採択されました。
本サミットではこのほかに、大ホールロビーに加盟市の観光等情報コーナーを設置したほか、日本水墨画美術協会による現代水墨画優秀作品展、山口商工会議所による雪舟生誕記念チョコ菓子販売、山口県が展開する5GVRで探る山水長巻デモが催され、会場の大ホールでは、山口鷺流狂言保存会の公演や日本水墨画美術協会理事長の濱中応彦氏の記念講演、お笑い芸人の笑い飯 哲夫氏のゲストトークを実施し、訪れた皆さんに楽しんでいただきました。
次回の雪舟サミットは、岡山県井原市で開催されます。本市では、雪舟ゆかりのまちとして、引き続き構成市と連携し、地域資源の活性化に取り組んでまいります。
サミット冒頭であいさつをする市長
サミット宣言を採択
文化交流課 ☎083-934-4155