色鮮やかな雨具で通学する子どもたちの姿がまぶしく映る、梅雨の季節を迎えました。
梅雨の期間や降水量は年によって差はあるものの、近年では短時間に強い雨の降る回数が増え、平成21年の小鯖地域、平成25年の阿東地域の豪雨災害と同様の災害が、毎年、全国各地で発生しています。こうした自然災害はいつどこで発生するかの予測が難しいものですが、発生時に少しでもその被害を小さくする「減災」の取り組みを進めておくことも大切です。
本市では、東日本大震災をはじめとする過去の大規模災害の教訓から、災害などが発生したときに市の業務が中断しないよう、また、中断してもいち早く再開ができるように、平常時から事業の継続について準備をしておく計画「山口市業務継続計画」を、本年3月に策定しました。
被災地に対する想いと、防災への意識をいつまでも持ち続けながら、災害に強いまちづくりを進めてまいりますので、皆様も、日頃から、万が一に備えた活動や準備にしっかりと取り組んでいただきたいと思います。