今年は過去で最も早く梅雨が明け、連日猛暑が続いています。皆様には、熱中症等から身を守るための対策を万全にして、暑い夏を健やかにお過ごしいただければと思います。
さて、今月の6、7日に行われる「山口七夕ちょうちんまつり」の準備が大詰めを迎えています。
日本3大火祭りの1つに数えられるこのお祭りは、室町時代の守護大名、大内盛見が先祖の冥福を祈るため、笹竹の高灯籠に火をともしたのが始まりと伝えられています。そして、今も本物の火がともされた数万個の紅提灯が夜空に浮かび上がる圧巻の光景は、私たちに大きな感動をもたらしてくれます。
思えば、こうした火やあかりは、昔から人々の生活と共にあり、提灯は人々の夜の行動範囲を広げることにもなりました。
あかりを目印に、人が集まり、船や飛行機も安全に目的地に辿り着く、あかりは人と人をつなげてくれる、そのような想いを巡らせながら、今年も多くの皆さんと、本市が誇る赤いトンネルを歩きたいと思います。