今年の梅雨入りは、平年より4日遅く、昨年よりも9日早かったそうです。農作物にとっては恵みの雨も、長雨や局地的に降る雨は、冠水や河川の増水を誘発し、私たちの生活を脅かすこととなります。
市では、先月、大雨による浸水被害や土砂災害の発生を想定した「防災図上訓練」を行い、新本庁舎を中心とした情報伝達手順などを確認しました。また、阿知須地域と佐山地域で行われた県の総合防災訓練には多くの皆様が参加され、避難所運営に中学生が関わるなど、地域を挙げた実践的な訓練となりました。
5月末から始まった今年度の移動市長室においても、多くの地域で災害や防災に関連する課題を取り上げられていますが、こうした皆様の関心の高さが、地域の力となり、安心して住み続けられる地域づくりにつながることとなります。
移動市長室は9月まで続きます。これからも市民の皆様と地域課題についてしっかりと語り合い、個性と安心の21地域づくりの取り組みを市全体の元気へと波及させてまいります。