ほたるの幻想的な舞いが初夏の訪れを告げ、今年も梅雨の季節を迎えることとなりました。
近年は、平均気温の上昇などにより、四季の変化が感じづらくなっています。そして、その要因の「地球温暖化」は、異常気象を引き起こす原因の一つとされており、特に梅雨時期には大雨を頻発させ、全国各地に土砂災害や河川の増水・氾濫などをもたらしています。
本市でも、昨年の6月30日から7月1日にかけての大雨により、多くの浸水被害が発生しました。こうした昨今の状況等を踏まえて、本市では今年度、大雨や浸水対策に関する事業を一元的に所管し、全市的な対応を行う「河川治水課」を新たに設置し、雨水排水路の整備や、排水ポンプ設備の増設などの浸水対策を進めています。
いつ、どこで発生するか予測することが難しい災害に備え、避難所の確認や備蓄品の準備など、市民の皆様にも日頃から出来ることを呼びかけ、災害に強いまちづくりを共に進めてまいりたいと思います。