秋も深まり、周囲の山々が色鮮やかに彩る季節となりました。
現在、本市では、先人が守り続けた美しい自然や景観、文化財などを保存・継承し、それらの価値や魅力を高めていくといった、歴史や文化、自然の豊かさを生かしたまちづくりを進めています。
こうした中、先月には、山口祇園祭で親しまれている八坂神社の南側、旧料亭菜香亭跡地に「築山跡史跡公園」が完成し、オープン記念イベントに、多くの皆さんのご来場をいただきました。
大内文化が色濃く薫るこのエリアでは、この史跡公園の開園前から、大内氏の歴代当主の可愛らしいイラストをラッピングした赤色と黄色のコミュニティバスを運行するなど、室町時代の山口に本拠を置き、活躍した大内氏の魅力を広く知ってもらう取り組みを進めています。
これから本格的に紅葉が見頃を迎える中、同系色のラッピングバスに乗り、このエリアの散策に出かけるなど、思い思いの山口の秋を満喫してみてください。