令和2年6月12日(金曜日)11時から12時15分
山口総合支所 第2委員会室
本市では、本年6月1日から、NET119緊急通報システムの運用を開始いたしました。
このシステムは、音声による119番通報が困難な方が、スマートフォンなどからインターネットに接続し、自宅や外出先から消防への緊急通報が行えるシステムでございます。
「NET119緊急通報システム」のチラシ裏面にありますとおり、いざという時に、「救急」または「火事」といった簡単なボタン操作により通報ができ、また、事前に登録された「自宅」や「よく行く場所」を選択することで、即座に消防本部へ緊急通報を行うことが可能となります。また、スマートフォン等のGPS機能によりまして、通報者の位置を容易に特定することができるようになりますとともに、チャット機能を使い文字による対話を行うことも可能となります。
なお、このシステムをご利用いただけるのは、聴覚や音声・言語機能の障がいなどにより、音声による119番通報が困難な方で、山口市にお住まいか、山口市内に通勤・通学されている方となります。利用にあたっては事前に登録していただく必要がございますが、山口市にお住まいの方は、申請書類の提出は必要なくオンラインでの申請で登録可能となります。また、通報には、お持ちのスマートフォン、タブレット端末などでインターネットへの接続が必要となりますが、本市のウェブサイトで詳しく御案内しておりますので、希望される方は是非ご覧いただいたうえで、登録していただきたいと思います。
このNET119は、今後、全国の消防本部で順次運用が始まる予定でございまして、将来的には、本市で登録された方が、日本国内どこから通報しても、自動的に通報場所を管轄する消防本部につながるようになる予定でございます。
119番が必要となる緊急事態は、いつ、どこで起こるかわかりません。いざというときのために、誰もが即座に緊急通報ができる社会環境が大切と考えております。
今後も利用者の拡大を図り、市民の皆様の安全で安心な暮らしを確保してまいりたいと考えております。
この度、平成25年3月に発行いたしておりました「山口市防災ガイドブック」を約7年ぶりに更新いたしました。
内容といたしましては、近年、全国各地で大規模災害が発生している中、いざという時、市民の皆様の生命・財産を守る一助となりますよう、日ごろからの災害への備えや災害時の行動、その他、防災関連情報を掲載した情報面と本市を流れる佐波川水系や椹野川水系、阿武川水系の国・県管理河川における、想定し得る最大規模降雨による洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域等を示したハザードマップを掲載いたしたところでございます。
そのほかの特徴といたしましては、地域の区分を従来の5エリアから6エリアに細分化するとともに、防災情報が出たときに、市民の皆様がどのような行動を取る必要があるのかをわかりやすく解説したタイムラインや、避難所の災害対応種別を掲載いたしましたほか、ハザードマップの索引を表紙に移動しまして、御自身が見たい場所のページを開きやすくするなどの工夫を凝らしたところでございます。
この更新いたしました「山口市防災ガイドブック」は、市報6月15日号とともに皆様の御家庭へ配布することといたしております。また、各総合支所や地域交流センターの窓口に設置いたしまして御希望の方へお渡しできるようにいたしますほか、市ウェブサイトにデジタル版を掲載し、すべての市民の皆様が入手できる環境を整えているところでございます。
市民の皆様には、この「山口市防災ガイドブック」をぜひ手に取っていただきまして、地域や御家庭の防災対策に御活用いただくとともに、これからの梅雨入りや台風シーズンの前に、「災害は起こるもの」という認識の再確認をしていただきますようよろしくお願いいたします。
令和元年6月から建替整備を進めておりました山口市鋳銭司地域交流センターの本体工事及び駐車場舗装工事がこのほど完了し、6月15日月曜日から供用開始することといたしております。
本センターの整備は、第二次山口市総合計画前期基本計画の重点プロジェクトの一つである「協働による個性と安心の21地域づくりプロジェクト」によります、「安心の暮らしの機能構築、拠点づくりとネットワーク形成」の取り組みとして進めてきたものでございます。
本センター全体の敷地面積は、5,704.56平方メートル、延床面積は1,171.10平方メートルでございまして、鉄筋コンクリート造の平屋建てとなっております。
施設の機能といたしましては、これまで建替整備をしてまいりました地域交流センターと同様に、行政窓口、地域団体事務室、相談室といった行政窓口サービス機能及び交流スペース、研修室、調理室といった生涯学習・社会教育活動、地域づくり活動の拠点となる機能を備えております。また、多目的トイレ、授乳室も設置いたしまして、ユニバーサルデザインやバリアフリーにも十分配慮した施設といたしております。さらに、シャワー室を備え、消防車庫と合築することによりまして、地域防災拠点としての機能も拡充したところでございます。
なお、本体の建替整備は完了いたしましたが、この後も引き続き、倉庫設置工事等を予定しておりまして、総事業費は約7億円を見込んでおります。
供用開始後の予定といたしましては、祝日となります7月23日木曜日に落成記念式典を執り行うことといたしております。また、地域主催の記念行事といたしまして、「大村益次郎銅像除幕式」も同日、センター敷地内において開催されます。
地域の偉人でございます大村益次郎氏の銅像は、地域の皆様の寄付によりまして建立されるもので、台座を合わせますと約3メートルの大変立派なものだと伺っております。
新しい鋳銭司地域交流センターが、地域づくりと交流機能の中心的な役割を担い、地域住民の皆様による様々な活動をより一層活発に、また充実したものにすることで、地域の特性を発揮し、いつまでも住み続けることができる、暮らしを守る拠点となりますことを、大いに期待しているところでございます。
私が市内の21地域へ出向きまして、地域の皆様と対話を行い、市政に対する御意見、御提案をお伺いいたしますほか、各地域の課題や、特長を生かした地域づくりについての意見交換をさせていただくことを目的に、移動市長室「やまぐち車座トーク21」を開催いたします。
開催にあたって今年度は、新型コロナウイルス感染症への対応として、「身体的距離の確保」を図るとともに、出席者の皆様にも「マスクの着用」、「手指消毒」をお願いした上で実施いたします。また、出席者につきましても、地域づくり協議会や地域関係団体の役員さん等を対象とし、いわゆる「三密」にならないよう配慮したうえで実施いたします。
開催期間は、7月13日の大内地域を皮切りに、11月までを予定いたしております。
今回の車座トークでは、まず、市政報告として、令和2年度「トライ 未来創造」予算の中から各地域に関連した事業について、御説明をさせていただきます。
あわせまして、昨年度の移動市長室で議題となりました各地域の案件に対する対応状況についての御報告などもさせていただくことといたしております。また、地域の皆様と、まちづくりや地域づくり、地域の身近な生活課題等についての懇談をさせていただくこととしております。
市内21の各地域におかれましては、地域づくり協議会を中心に、地域づくり交付金などを活用され、住み良い地域づくりに向けて、地域課題の解決などに御尽力いただいておりますことから、各地域づくり協議会等の皆様と私が、直接語り合うことができますこの機会を通じまして、市政に対する忌憚のない御意見や御提案をお伺いし、また、個性ある21の地域づくりにつきましても、地域の皆様としっかりと共有し、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えているところでございます。
先月、山口市新型コロナウイルス感染症緊急経済対策事業のひとつとして発表させていただきました「やまぐちプレミアム宿泊券」につきまして、発売日などの詳細が決まりましたのでご報告させていただきます。
本宿泊券は、市民の皆様が、1万円で50% 5,000円分のプレミアムが付きました宿泊券をご購入いただき、市内の旅館・ホテル(6月11日現在36施設)において、宿泊をはじめ、日帰りプランや施設での飲食などにご利用いただけるものでございまして、6月15日から販売を開始いたします。
なお、5月18日から湯田温泉エリアの旅館・ホテル限定で販売されました「湯田温泉プレミアム宿泊券」2,000セットにつきましては、6月8日には完売したと伺っておりまして、この度、発売いたします「やまぐちプレミアム宿泊券」にこの好調な販売状況を引き継ぎ、市内全域の旅館・ホテルでの利用拡大を図る考えでございます。
この機会に多くの市民の皆様に、是非、身近な市内の宿泊施設を個人で、また、ご家族やご友人と一緒にご利用いただきまして、心身のリフレッシュなどにご活用いただきますとともに、地域経済を応援する活動支援の機運醸成を図ってまいりたいと考えております。
NET119緊急通報システムの運用開始について [PDFファイル/123KB]
山口市NET119緊急通報システム概要版 [PDFファイル/593KB]
「山口市防災ガイドブック」の更新について [PDFファイル/201KB]
山口市鋳銭司地域交流センターの完成について [PDFファイル/544KB]
山口市鋳銭司交流センター案内図 [PDFファイル/407KB]
移動市長室(やまぐち車座トーク21)の開催について [PDFファイル/337KB]