平成30年5月24日(木曜日) 11時00分から12時00分
山口総合支所 市政記者室
本市におきましては、「将来を担う子どもたちを育む『教育・子育てなら山口』」を第二次山口市総合計画の前期基本計画における重点プロジェクトに掲げまして、結婚から妊娠、出産、子育てへの切れ目のない支援に取り組んでおります。こうした中、年間約1,500人のお子様が市内の産科医療機関等で誕生されているところでございます。
しかしながら、現在の本市の状況を申し上げますと、分娩を取り扱う産科医療機関とそれに従事される医師の減少が続いておりまして、医師の皆様の過重な負担が懸念される状況となっております。このように、分娩を取り扱う産科医療機関の減少は全国的な傾向でございまして、厳しい勤務環境に加え、一般的に他の診療科目と比べて、設備整備費や人件費の負担が大きいことなどがその要因の一つとされているところでございます。
こうしたことから、このたび、産科医療機関の新規開設や承継等への支援として「山口市産科新規開設・承継等事業費補助金」を創設いたしたところでございます。
本市では、住まう誇り、訪れる喜びに満ちた、より魅力ある景観の形成を目指しておりまして、その一環として、市民の皆様や事業者の皆様の、景観づくりへの意識の醸成や意欲の向上につなげていただくことを目的として、平成25年から「山口市景観賞」を実施いたしております。
これまで、第1回から第3回は「景観写真コンテスト」を、第4回は「景観優良建築物表彰」を実施してまいったところでございますが、この度、初めての取組といたしまして、「景観づくり活動表彰」を実施いたしました。
なお、審査、選考につきましては、山口市景観審議会において行っていただいております。
本市におきましては、記念すべき明治維新150年を好機と捉えまして、「明治維新策源地 山口市」をテーマに、 市内に数多くある幕末維新に関連する歴史資源やゆかりの地などを取り上げ、観光振興をはじめ、歴史、文化のまち づくりの観点からも、まちの魅力の増加による都市ブランドの確立、地域活性化に向けた各種取組を積極的に進めているところでございます。
こうした取組の一環といたしまして、平成27年3月には、本市における幕末維新期の史跡を紹介する「山口市 幕末 維新史跡ガイドブック」を、平成29年3月には、幕末から明治へ世の中が大きく転換していく動きを本市の視点から紹介する「幕末維新がわかる本 山口市版」を刊行いたしまして、多くの方々に御活用いただいているところでございます。
この度、このガイドブックの第3弾といたしまして、 幕末維新期に活躍した人物を紹介する「山口市 幕末維新 人物ガイブック」を発刊いたしました。
私が市内の全21地域へ出向きまして、市民の皆様と直接対話を行います移動市長室を、「やまぐち車座トーク21」と称しまして、市政に対する御意見、御提案をお聴きするほか、各地域の課題や、特長を生かした地域づくりについての意見交換を目的に開催いたします。
開催期間は、6月26日の仁保地域を皮切りに、10月31日までを予定いたしております。
今年度は、第二次山口市総合計画のスタートの年に当たりますことから、その概要と、着実なスタートをするために取り組みます今年度の主要事業について御説明をさせていただきます。あわせまして、昨年度の移動市長室で話題となりました各地域の案件に対する進捗についての状況報告などもさせていただくことといたしております。
山口市産科新規開設・承継等事業費補助金の創設について [PDFファイル/369KB]
第5回山口市景観賞の決定について [PDFファイル/364KB]
幕末維新人物ガイドブックの刊行について [PDFファイル/77KB]
移動市長室(やまぐち車座トーク21)の開催について [PDFファイル/286KB]