平成29年9月21日(木曜日) 14時から15時5分
山口総合支所 市政記者室
11月23日(木・祝)から26日(日曜日)にかけて、山口市、JR西日本、山口線SL運行対策協議会の三者合同により、「全国SLサミットinやまぐち」を開催いたします。
SL「やまぐち」号につきましては、御案内のとおり、9月2日のデスティネーションキャンペーンオープニングにおきまして、SLの全盛期ともいえる昭和初期に運行されていた車両を復刻し、新たな製作されたレトロ風客車がデビューしたところでございます。さらに、D51形蒸気機関車、いわゆる「デゴイチ」が復活運転されますことから、山口線は、現在全国から注目を集めているところでございます。
これを契機といたしまして、本日公表いたします「全国SLサミット」は、全国でも早い時期にSL復活運転が始まった山口におきまして、これまでの沿線地域におけるSLを活用した地域活性化に向けた取り組みを振り返り、次なる未来に向けて、まちづくりの観点から地域として何が出来るのかを考える機会といたしまして、開催するものでございます。
この度の9月定例議会において、現在の取り組み状況等説明をさせていただきましたが、市民の皆様方にも、より一層ご理解をいただくために、改めてこの場をお借りし、施設の概要を含めましてご説明をさせていただきたいと思います。
「事業の目的」でございますが、小郡都市核の産業交流拠点としての機能強化の方向性や、その一環として取り組んでおります拠点施設整備事業のこれまでの取り組みなどについて記載しておりまして、本年3月には、森ビル都市企画株式会社を代表企業とする事業候補者を決定し、この事業候補者の提案内容をもとに、より高い事業効果の発現を目指す観点などから、整備等の詳細について協議を進めております。
拠点施設をしっかりと整備、運営し、機能を十分発揮させることで、新たな経済活動の展開や交流人口の増大を促し、これらを事業所の集積や観光関連産業の活性化など、本市を含む広域的な経済活動の活性化を図り、雇用の拡大や定住の促進につなげてまいる考えでございます。
また、施設でのコンサートや、演劇など各種イベントの開催、健康増進への取組、さらに、洗練された都市空間の形成や、シンボリックなエリア形成による都市イメージの向上などにより、市民の皆様からも親しまれ、絶えず多様な人々が行き交うにぎわいに満ちた求心力のあるまちの形成につなげてまいりたいと考えているところでございます。
この度、本市へのさらなる移住定住を促進するため、移住後、就農や法人等への就業を目指す方に向けた山口市就農ガイドブック「やまぐち就農物語」を作成いたしました。
作成にあたりまして、本市で就農された3名の先輩就農者の方から、農業を始められた経緯や今後の展望、趣味や地域での生活状況などの体験談を取材いたしまして紹介を行っております。
今後は、県内外で行われる移住・就農フェア・セミナーで活用いたしますとともに、市の相談窓口や、東京、大阪、新山口にございます県の相談窓口「やまぐち暮らし支援センター」において配布を行ってまいりたいと考えております。
10月21日(土曜日)、山口情報芸術センター(YCAM)において、現在、活動しています12名の地域おこし協力隊員の活動報告イベントといたしまして、「地域おこし協力隊フェス みんなのチイキオコシ」を開催いたします。
本イベントは、隊員が様々な活動をとおして行っています地域活性化の取組を、より多くの市民の皆様に知っていただき、さらなる活性化につなげていただきたいとの想いから、初めて開催するものでございます。
当日は、すべての隊員が集合いたしまして、自らが開発に携わった商品や地域の特産品の販売を行うほか、活動を体験していただくワークショップなどを行います。また、隊員のこれまでの活動や、地域への想いをまとめた記録映像の上映を行いまして、さらに、隊員と記録映像の制作者とのトークセッションなども予定しております。
多くの市民の皆様に、地域活性化に奮闘しています隊員と直接交流していただく機会となりますので、是非、御来場ください。
「全国SLサミットinやまぐち」の開催について [PDFファイル/4.28MB]
新山口駅北地区拠点施設整備事業について [PDFファイル/176KB]