令和6年8月定例記者会見を開催しました

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令和6年8月定例記者会見を開催しました

8月市長定例記者会見の様子1

8月市長定例記者会見の様子2

日時

令和6年8月28日（水曜日）11時から12時

会場

山口総合支所第2委員会室

発表内容

SWISS TOURISM AWARDS（スイス観光賞）の受賞について

　スイス観光賞は、スイス観光賞選考委員会により選考され、観光分野において、優秀かつ影響力のある都市等を表彰する国際的なアワードでございまして、主に、持続可能な新しい観光に貢献する、世界の優れた観光都市等に与えられる賞でございます。2006年に創設され、今年で12回目となりまして、昨年度は、日本で初めて京都市が受賞されておられます。本市は京都市と同様、文化遺産部門での受賞でございまして、国宝瑠璃光寺五重塔に代表される文化遺産や歴史・文化が評価されたところでございます。
　スイス観光賞の正式な受賞につきましては、11月1日、スイスルガーノ市で行われる表彰式に出席する必要がありますことから、担当職員を出席させることとしております。
　併せて、受賞の特典として、スイス、イタリアをはじめとする世界各国の旅行会社が多数来場される「スイス国際ホリデー展示会」において、本市の紹介や観光案内を行うブース出展の機会が与えられることとなっております。
　ヨーロッパでの現地プロモーションの機会は、本市にとりましても、またとない機会でございまして、ニューヨーク・タイムズ紙に選出されました際の現地プロモーションと同様に、来年4月に開幕を迎える大阪・関西万博も見据え、ヨーロッパでのインバウド誘客の足掛かりとなりますよう、現地での関係者との関係構築を行いますとともに本市の魅力をＰＲしてまいりたいと考えております。

山口市菜香亭開館20周年記念式典及び記念イベントの実施について

　山口市菜香亭は、明治10年の創業から平成8年までの間、山口の迎賓館として広く親しまれてきた料亭〈祇園菜香亭〉の保存活用を求める市民活動を経て、平成16年に移築復元したもので、現在では、本市の観光及び文化拠点施設として県内外から多くの方々に御来館いただくとともに、市民の文化活動の発信や交流拠点といたしまして幅広く御活用いただいております。開館から本年7月末までの間に、のべ約70万人の方々にお越しいただいており、10月2日に開館20周年を迎えますことから、これを記念いたしまして、10月6日（日曜日）10時から菜香亭において記念式典を開催いたすものでございます。式典の詳細につきましては、後日、改めて御案内いたします。
　また、すでに御案内させていただいておりますが、9月4日から20周年記念イベントもスタートいたします。
　まず、9月4日から10月28日までの間、菜香亭大広間におきまして、開館20周年記念特別展示「料亭を彩る屏風」を開催いたします。この特別展示では、菜香亭の所蔵品である、雲谷派の「柳に孔雀・鳳凰図屏風」等の作品をはじめとする、料亭〈祇園菜香亭〉を彩った屏風13点を9月と10月の2期に分けて展示いたします。
　また、9月28日（土曜日）には山口大学公開講座との連携事業といたしまして、大内氏の宴をテーマとした講座「大内氏の歴史と饗応(きょうおう)文化」を開催いたします。
　次に、10月には、菜香亭に携わるアーティストによるアート展を、11月には、大河ドラマ「光る君へ」に関する企画展や講座、菜香亭の建築の歴史に焦点をあてた企画展等を実施いたします。
　そして、11月23日（土曜日）には山口メセナ倶楽部との共催により、神田京子氏による独演会を開催いたします。詳細につきましては、配付いたしました資料を御覧ください。
　本市といたしましては、開館20周年という節目をさらなる契機といたしまして、市内外からより多くの皆様に本施設へお越しいただくとともに、菜香亭をはじめとする大内文化特定地域に残る貴重な歴史・文化資源の魅力に触れていただくことによりまして、ニューヨーク・タイムズ紙で光をあてていただいた大内文化ゾーンの拠点施設としての付加価値を高めるとともに、来年の大阪・関西万博をはじめ2026年のデスティネーションキャンペーンなどで関心が高まる機運にもしっかりとつなげ、交流人口の拡大、地域の活性化を図ってまいりたいと考えております。