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令和5年10月定例記者会見を開催しました

印刷ページ表示更新日:2023年11月8日更新 <外部リンク>

令和5年10月定例記者会見を開催しました

10月市長定例記者会見の様子1

10月市長定例記者会見の様子2

日時

令和5年10月26日(木曜日)11時から12時

会場

山口総合支所 第2委員会室

発表内容

 

令和6年度予算編成方針について

 令和6年度の予算につきましては、「ずっと安心 元気 山口」予算のテーマのもとで、予算編成を進めてまいります。

 1ページを御覧ください。令和6年度は、第二次山口市総合計画後期基本計画の2年目の年度となります。現在、本市では、コロナ禍からの社会経済活動の回復に向けた取組や、物価高騰対策などの市民生活の安定化を図る取組を進めております中で、本年6月から7月にかけての大雨災害による大きな被害を受け、その復旧に向けた全力の取組を進めております。

 また、我が国全体で進む少子化が、人口減少を加速化させております中、こうした流れに歯止めをかけるため、国においては、こども・子育て政策の抜本的な強化を図ることとされており、本市においても、こうした国の動きに呼応しつつ、人口長期ビジョンの達成に向けた全力の取組を進める必要がございます。

 こうした中で、令和6年度は、今の市民生活の安全・安心を確保しつつ、人口減少対策を図り、本市の将来にわたる活力を維持していくための取組を引き続き積極的に進め、今も、未来も安心して暮らせる元気な山口市の実現に向けたまちづくりを進めてまいります。

 まず、物価高騰の状況を引き続き注視しつつ、市民生活の安定化に必要な対応を図り、同時に、激甚化・頻発化する災害から生命と財産を守る防災・減災の取組を加速化させてまいります。

 その上で、子育て世代から更に選ばれるまちに向けた環境づくりを始め、教育、医療・介護、交通、産業振興、環境などのあらゆる分野において、安心して元気に暮らせるまちづくりを進めてまいります。

 また、農山村と都市が共存共栄するまちづくりとして、人口減少が進む農山村エリアにおける移住・定住促進や、地域交流センターを中心とした元気な地域づくりの取組を進めつつ、都市核づくりを始めとした新市発足以降の一連の都市基盤整備を着実に進め、高次の都市機能の集積・強化を図ることで、将来にわたって活力あふれる県都山口のまちづくりを進めてまいります。

 併せて、コロナ禍で落ち込んだ交流人口が回復局面にある中で、こうした流れを本市の活力につなげていくための積極的な取組を進めてまいります。

 こうした考え方のもとでのまちづくりを、デジタル化や地域脱炭素などの時代の流れを踏まえた事業展開により進めつつ、地域や企業、個人などの未来へのチャレンジを、大学等の高等教育機関を始めとした多くの関係者と行政との連携のもとで支え、地域課題の解決や地域経済の活性化につなげてまいります。

 そこで、令和6年度予算を、「ずっと安心 元気山口」予算と位置づけ、将来に備えて積み立ててきた特定目的基金の計画的な活用や、政策的な経費等の確保を図りながら、後期基本計画における6つの重点プロジェクトの取組や、本市の地方創生に向けた山口市デジタル田園都市国家構想総合戦略の取組の着実な推進を目指した予算編成を進めてまいります。

 併せて、国の補正予算や地方財政対策、県の「やまぐち未来維新プラン」の方向性などを踏まえた予算編成を進め、「ずっと元気な山口」の実現に向けたまちづくりを進めてまいります。

 次に、2ページは、後期基本計画の6つの重点プロジェクトをお示ししておりまして、この柱立てに沿って、予算編成に向けた検討を進めてまいります。

 まず1点目の「子ども・子育て全力応援のまちづくり」では、子育て世代から更に選ばれるまちづくりに向けた検討、2点目の「若者活躍と雇用創出の環境づくり」では、大都市圏への若者の転出超過の抑制に向けた取組の検討、3点目の「人生100年時代の元気活躍のまちづくり」では、あらゆる世代が生涯にわたって、元気で健康に暮らせるまちづくりに向けた取組などの検討を進めます。

 また、4点目の「21地域づくりと農山村活性化」では、個性と安心の21地域づくりにおける、地域交流センターを中心とした日常生活圏の維持確保に向けた検討や、農山村エリアにおける定住促進に向けた取組の検討、5点目の「元気な県都づくり」では、広域県央中核都市づくりにおける、山口・小郡の両都市核づくりの着実な推進や、観光地域づくりを通じた交流人口創出の取組検討とともに、広域ネットワークの強化に向けた取組の検討を進めます。

 そして、6点目の「持続可能な未来都市づくり」では、HX、DX、GXなどを通じて、持続可能なまちづくりを支えるため、学都山口の特性を生かした学びのまちづくりや、デジタル化や地域脱炭素への対応などの検討とともに、関係者との連携のもとで、県農業試験場等跡地や県大南キャンパス跡地、山口きらら博記念公園などの公有地・公共施設等の活用に向けた検討などを進めます。

 次に、その下の予算要求基準の総括事項としては、令和6年度予算は年間通年予算として編成いたします。

 また、6つの重点プロジェクトの推進を十分に意識し、その目標達成に向けて部局横断的に予算の編成を行うと同時に、施策別包括的予算制度として、各施策に配分する一般財源の範囲内で予算編成を進めてまいります。さらに、多様化する行政ニーズに対応した事業のビルドアンドスクラップを積極的に行い、限りある財源を最も有効に活用した予算編成を進めてまいります。

 次に、3ページには、ただ今申し上げました予算編成方針のイメージ図をお示ししております。

 次に、4ページには、資料1として、令和6年度当初予算の現時点での収支見込みをお示ししております。

 一般財源ベースでの歳入総額は、581億円を見込んでおります一方で、各部局からの概算要求の歳出総額は623億円となっており、財源不足額は42億円が見込まれているところでございます。こちらの収支見込みは、現時点での各部局からの概算要求ベースでございますので、今後、予算編成を進めてまいります中で、国や県などの補助制度の活用を図ってまいりますとともに、更なる事業の精査を行うなど、歳入・歳出両面から、財源不足額の解消に向けた取組を行ってまいりたいと考えております。

 次に、5ページには、資料2として、予算編成のスケジュールをお示ししております。来年1月の予算査定を経て、2月上旬に当初予算案の発表、そして3月中旬には、市議会にて予算案の議決をいただくことを想定しておりますものの、今後、国が発表される経済対策の内容によっては、必要に応じ、12月議会において補正予算に関する御議論をいただき、16か月予算となる可能性も含めながら、令和6年度予算編成の検討を進めてまいりたいと考えております。

 

『オーガニック&ナチュラルライフ ガーデンフェア』の開催について

 来月、11月5日(日曜日)、山口市中央公園におきまして、山口市有機農業推進協議会をはじめ、山口県央連携都市圏域の7つの市町や、山口商工会議所、また、毎月中央公園において野菜の直売を行っておられます「おいでマルシェ」等と連携いたし、「オーガニック&ナチュラルライフ ガーデンフェア」を開催いたします。

 本市におきましては、国の「みどりの食料システム戦略」を踏まえまして、持続可能な農業の確立と環境への負荷低減が見込まれる地域循環型農業の実現に向けた取組を進めているところでございます。このイベントは、農業者をはじめ、加工・流通・消費者等の皆様がそれぞれの立場で、「人や自然にやさしい農業や暮らし」について楽しみながら、持続可能な農林水産業について考えていただく機会の創出を目的として、本年度初めて開催いたすものでございます。

 イベント当日は、「健康」や「食」、「暮らし」をテーマといたしまして、有機農業をはじめ、減化学肥料や減農薬など、環境にやさしい農林水産物の生産や商品の販売に取り組む山口県央連携都市圏域内を中心とした70を超える事業者の皆様により、お米や野菜をはじめ、チョコレートなどのスイーツや加工品、ワインやクラフトビール等を展示・販売することといたしております。

 また、『未来につながる、やまぐちの「食」と「暮らし」』をテーマにしたトークショーや、子どもが紙芝居を楽しみながら野菜について知る「食育紙芝居」を開催いたします。そのほかにも、化学肥料の低減等により地域の有機性資源が循環する農業の仕組みづくりについて考えていただくきっかけとなりますよう、土づくりの基本となる「たい肥」のサンプルプレゼントや、花の苗の無料配布など、人や自然にやさしい農業や暮らしについて、楽しみながらみんなで考えるフェアといたしております。

 本市といたしましては、国や県、県央連携都市圏域やJA等にも御協力をいただきながら、こうした取組を、市民の皆様に紹介・提案し、生産者、加工・流通事業者、消費者、それぞれの立場において、環境負荷低減の取組に、興味・関心を持っていただけますよう機運の醸成を図ることによりまして、持続的な農林水産業の推進に取り組んでまいりたいと考えております。

 

山口市立図書館におけるマイナンバーカードやスマートフォンを活用した図書館資料貸出しサービスの開始について

 現在、市立図書館におきましては、利用者の皆様に「図書館利用カード」を発行いたしておりまして、図書館の資料を借りられる場合には、このカードを窓口で提示していただいているところでございます。こうした中、本年11月10日から、「デジタル技術を活用した市立図書館の利便性向上の取組」の一環といたしまして、マイナンバーカードや、スマートフォンを活用した図書館資料の貸出しサービスを新たに開始いたします。

 マイナンバーカードによる貸出しにつきましては、貸出しカウンターにあります専用のカードリーダーにマイナンバーカードをかざすことによりまして、貸出しの手続きが可能となるものでございます。これは、総務省が提供しております「マイキープラットフォーム」を活用したサービスでございまして、山口県内では初の導入となります。

 また、スマートフォンによる貸出しにつきましては、スマートフォンの画面に、図書館利用カードのバーコードを表示いたしまして、それを窓口で提示いただくことで、貸出しの手続きが可能となるものでございます。

 こうしたデジタル技術を活用した新たなサービスの開始によりまして、図書館利用カードを持参していなくても、図書館資料の貸出しが可能となるものでございます。

 本市といたしましては、これらのサービスの提供によりまして、利用者の皆様の利便性の向上を図りますとともに、今後も、「デジタル社会に適応できる図書館」の実現に向けた取組をさらに進めてまいりまして、より一層、便利で利用しやすい図書館となりますよう努めてまいりたいと考えております。

 

 

 

記者発表資料

令和6年度予算編成方針 [PDFファイル/711KB]

「オーガニック&ナチュラルライフ ガーデンフェア」の開催について [PDFファイル/437KB]

「オーガニック&ナチュラルライフ ガーデンフェア」の開催について(チラシ) [PDFファイル/1.98MB]

山口市立図書館におけるマイナンバーカードやスマートフォンを活用した図書館資料貸出しサービスの開始について [PDFファイル/441KB]

 

 

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