令和5年6月定例記者会見を開催しました

印刷ページ表示更新日：2023年6月29日更新＜外部リンク＞

令和5年6月定例記者会見を開催しました

定例記者会見01 定例記者会見02

日時

令和5年6月28日（水曜日）11時から12時

会場

山口総合支所第2委員会室

発表内容

婚活イベント開催への支援について

　本市では、今年度、結婚を希望される方々への応援機運の醸成と、少子化の要因の一つである未婚化・晩婚化対策の推進を目的に、2つの婚活支援制度を創設いたしまして、現在、婚活イベントを実施する団体を募集いたしております。

　一つ目の支援制度は、「山口市婚活イベント支援事業補助金」制度でございまして、結婚を希望する男女の出会いの機会の創出が期待される婚活イベントの開催支援を行います。

　二つ目の支援制度は、「山口市農林水産業担い手交流・婚活イベント開催事業補助金」制度でございまして、農山村エリアの基幹産業である農林水産業従事者を対象とした婚活イベントの開催支援を行うことで、特に人口減少が著しい農山村エリアへの定住促進を目的といたすものでございます。

　両補助金ともに、婚活イベント等の開催に要する経費の一部を補助することといたしております。

　補助の対象となる団体につきましては、両補助金ともに、結婚を希望する独身男女の交流や出会いの創出を目的として実施するイベントを開催する団体で、市内に事務所等を有することといたしております。また、対象事業は、20歳以上の独身男女10名以上が参加し、会場が市内であることなどといたしております。特に、「山口市農林水産業担い手交流・婚活イベント開催事業補助金」につきましては、農山村エリアへの定住促進に繋げるため、参加者に農林水産業の従事者を含むことを要件といたしております。

　補助金額につきましては、両補助金ともに1回のイベント実施に対し10万円を上限といたしておりまして、補助率は、「山口市婚活イベント支援事業補助金」は対象経費の2分の1、「山口市農林水産業担い手交流・婚活イベント開催事業補助金」は対象経費の3分の2といたしております。

　今後、こうしたイベント等の実施をお考えの団体の皆様に、本制度を積極的に活用していただくことによりまして、婚活イベントの開催を促進し、男女の出会いの機会の創出を図りまして、結婚を希望する方を共に応援してまいりたいと考えております。

ふしの川水系クリーンキャンペーンについて

　ふしの川水系クリーンキャンペーンにつきましては、ここ数年、台風や新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、平川河川公園でのメインイベントを中止、または、規模を縮小しての開催といたしておりましたが、今年は5年ぶりに従来の規模に戻しまして開催いたすものでございます。

　皆様、御存知のとおり、椹野川の清掃活動につきましては、昭和46年から椹野川漁業協同組合の皆様が実施されてきたところでございます。

　こうした中、平成9年からは、「河川愛護月間」に合わせまして、本市と「椹野川漁業協同組合」、「山口市快適環境づくり推進協議会」の共同主催により、7月の第三土曜日に、「ふしの川水系クリーンキャンペーン」として開催いたし、多くの市民の皆様や市内事業者の皆様に御参加をいただいておりまして、本市の河川愛護を象徴する取組となっているところでございます。

　今年は、7月15日土曜日、午前7時30分から、平川河川公園をメイン会場といたしまして、椹野川周辺道路の清掃活動を行いますほか、椹野川の支流である仁保川や問田川などの流域におきましても、各地域で河川清掃活動を実施していただくことといたしております。

　また、近年、海に流出したプラスチックごみ、いわゆる海洋プラスチックによる環境汚染が世界的に問題になっておりまして、水産資源にも深刻な影響をもたらしております。

　こうした中、環境省では、平成30年10月から、プラスチックごみの問題解決に向けまして、自治会、企業や個人などの様々な活動を支援いたし、プラスチックと賢く付き合っていくことを目的として、「プラスチック・スマート」キャンペーンを展開されておられます。本市では、この国の取組にふしの川水系クリーンキャンペーンを位置付けているところでございます。

　本市といたしましては、多くの市民の皆様並びに市内事業者の皆様に、ふしの川水系クリーンキャンペーンに御参加いただき、椹野川をはじめとする河川や瀬戸内海の環境が私たちの生活に密接に関係していることを改めて認識していただくことで、皆様の環境意識の更なる向上につながる契機としてまいりたいと考えております。

山口市版子育て支援アプリ『やまここby母子モ』の新機能の追加について

　来る7月1日から、『子育て支援アプリやまここｂｙ母子モ』の新機能として、オンラインで妊娠届及び妊娠アンケートを提出できるサービスを開始いたします。

　本市では、令和3年から『子育て支援アプリやまここｂｙ母子モ』を導入いたし、妊娠から出産・子育て期までの切れ目のない支援の一環として、子育てに係る手続きをデジタル化することにより、子育て世代の負担軽減に取り組んでいるところでございます。

　これまでも、子育て情報のプッシュ配信やオンライン相談機能に加え、令和4年5月から開始いたしました講座等のオンライン予約機能を追加いたしておりまして、6月19日現在、アプリの累計ユーザー数は2,845人と順調に増加しているところでございます。

　この度、新機能として、妊娠届及びアンケートを、『子育て支援アプリやまここｂｙ母子モ』から提出可能といたしますことで、手続きに係る妊婦の皆様の更なる負担軽減を図るものでございます。また、産科医療機関と連携いたし、妊娠届出時から子育て支援アプリの登録を勧めることで、妊娠当初から市の母子保健サービスの利用がスムーズとなり、妊娠期からの情報入手等ができますことから、妊婦の皆様の出産への不安や負担の軽減につながるものと考えております。

　さらに、オンラインによるアンケート提出により、妊娠届出時の面接の準備が容易となりますことから、よりスムーズな相談対応が可能となるなど、個々に応じた産前産後の支援の充実を図ってまいります。

　そのほかにも、出産が近づいた妊娠8か月頃にアプリからアンケートを配信いたしまして、その中で、出産前の面談を希望される方へのオンラインでの面談を行うことといたしております。

　本市といたしましては、今後も、この子育て支援アプリを市民の皆様が「妊娠・出産・子育て」を安心して迎えるためのツールとして御利用いただくことによりまして、妊婦の皆様の出産への不安や負担の軽減につながりますよう、積極的な情報発信に努めまして、子育てしやすい環境づくりを推進してまいります。