令和4年12月22日(木曜日)11時から12時
山口総合支所 第2委員会室
リシンククリエイタープロジェクト2022は、JT様と株式会社クリエイターズマッチ様が、これからの地域に必要な「自ら考え、発信することができるクリエイター」を“学び”と“挑戦”を通して日本中に創出していくことを目的として、全国に展開されているプロジェクトでございます。
9月の会見でお知らせいたしましたとおり、本市におきましては、「公共交通の利用促進」を本プロジェクトのテーマに掲げております。この地域課題をクリエイティブの力で解決するために、10月3日に地元クリエイター、市内交通事業者の皆様とのキックオフ会議を行われ、本日までポスター制作を進めてこられました。
本日は、完成したポスターをお持ちいただいておりますので、制作に携わられたクリエイターの田中様、中村様から御披露していただきたいと思います。
(地元クリエイター田中 様)
この度制作したポスターは、「ハンドルから子どもの手へ」をコンセプトに、普段はマイカーで移動されている親子が公共交通機関を利用している時の何気ない一コマをイメージして制作しました。ターゲットは20代から30代の子育て世帯に設定しています。このポスターでは、公共交通機関を利用することによって、マイカーでの移動の際よりも、あっという間に成長してしまう⼦どもの心境の変化やふとした表情を⾒逃さずに⼀緒に時間を過ごせることができる、ということを伝える狙いを持たせています。また、イメージ写真の視点やコピーを工夫して、よりターゲットに共感してもらいやすいポスターに仕上げています。
(市長)
作品や本プロジェクトについて、株式会社クリエイターズマッチの呉社長及びJT山口支社の北澤支社長からお一言ずついただければと思います。
(呉社長)
このような機会をいただき本当にありがとうございました。プロジェクトはワークショップ開催から、参加者の皆様の議論が白熱し、本当に地域課題について自分ごとに捉え解決方法の案を書き出していく様子に、私も非常にワクワクさせていただきました。出来上がった作品も本当に素晴らしいですし、何より地元愛が詰まった作品となり主催者として感無量でございます。この作品が、山口市民の皆様に届くことを願っています。ご協力いただきました、山口市・クリエイター・JT山口支社の皆様、本当にありがとうございました。
(JT北澤支社長)
本プロジェクトを通じて、参加者の皆様の本当に思いのこもった、すばらしいポスターができ上がったと思っております。今後、地域の皆様が、様々な場所で、この作品を目にすることで、作品に込められた思いをしっかり感じていただいて、山口市の課題解決の本当に一助になることを期待しております。田中様、中村様、今日欠席の林様、クリエイターズマッチの皆様、本当にありがとうございます。また本プロジェクトの趣旨に賛同していただいて地元クリエイターの皆様方の学びと挑戦の場をいただけた山口市の皆様、本当にありがとうございました。地域の課題の解決に向けて、これからも、我々住民も一緒に取り組んでいければと考えております。
(市長)
クリエイターの皆様にもお一言ずつ御感想をいただきたいと思います。
(地元クリエイター田中 様)
私は、現在、大学生でして、今回のプロジェクトで実際にご活躍されているクリエイターの方々とご一緒することができ、このプロジェクトでポスターを制作することができて、とてもいい経験と刺激を得ることができました。完成したポスターが、バスや電車といった、山口市の公共交通の利用促進につながればと思っています。
(地元クリエイター中村 様)
実はこのポスターの女の子は私の娘なのですが、普段マイカーに乗っているとなかなか表情をみたり、相手をしたりということができないですが、今回、このポスターの撮影にあたって、バスや電車でポスターのような、普段見られない子どもの表情を見て感じることができて、やはり、公共交通に乗った時にしか見られない表情や、できない経験が沢山あると感じました。ポスターを見ていただいて、公共交通を利用するきっかけや、乗ってみたい、興味をもっていただけましたら幸いです。
(市長)
制作いただきましたポスターは、来年1月上旬頃から市内の地域交流センター、市関連施設、中心商店街等に掲出し、公共交通の利用促進を図ってまいります。また、交通事業者の皆様にも周知への御協力をいただくことといたしております。
来月22日、リニューアルいたしました徳地文化ホールにおきまして、「東大寺サミット2022in山口」を開催いたします。
東大寺サミットは、東大寺の造営や再建等において歴史的に関係の深い全国の15の市町で構成され、2年に一度、構成市町が集い友好と連帯を深めますとともに、郷土の歴史と文化遺産を保護・活用しながら、魅力ある個性豊かな地域づくりを進めるための取組でございます。
また、本市といたしましては、徳地地域ふるさとにぎわい計画に掲げております、「奈良東大寺ゆかりの地『重源の里とくぢ』」としての地域ブランドの確立と市内外への周知のほか、癒し・健康・食をテーマとした「新たなブランドの創出」を目的として実施いたすものでもございます。
サミット当日は、9時30分からの地元小学生・中学生によります「重源太鼓」の演奏や、「重源上人紙芝居」の公演など、「歓迎アトラクション」から始まりまして、構成市町の紹介や、本サミットのテーマとしております「時を超え 未来へつなぐ先人の偉業」を踏まえたサミット宣言などのオープニングセレモニーを行うことといたしております。
また、講師に東大寺別当、橋村公英師をお迎えしての記念講演「重源上人の偉業を現在に伝える」を行いますほか、橋村師をはじめ、法光寺住職の松尾定俊師、徳地史談会の吉松桂二氏をパネリストにお迎えし、山口市出身で奈良市観光大使を務める、倉橋みどり氏のコーディネートのもと、「重源上人を語る」をテーマに、それぞれの視点から見た重源上人を語っていただきますシンポジウムを開催いたします。
このほかにも、文化ホールに隣接するメインモールを会場に徳地地域の特産品販売も行います。
本市といたしましては、今回の東大寺サミットの開催を契機といたしまして、先人の偉業を再認識・再発見していただける機会を創出するなど、地域資源を活用することで、交流人口の増加や地域の活性化に繋げてまいりたいと考えております。
多くの皆様の御来場をお待ちいたしております。
本市では、令和5年2月1日(水曜日)から、コンビニエンスストア等に設置されております、多機能端末機、いわゆる行政キオスク端末でマイナンバーカードを利用して発行する各種証明書等の交付手数料を、引き下げ改定いたします。
改定の対象は、6種類の証明書でございまして、窓口での交付と比べ、交付手数料を最大150円、引き下げることといたしました。
また、この行政キオスク端末を、山口総合支所1階の市民課と、阿知須総合支所1階の総合サービス課に、令和5年2月1日の交付手数料の改定にあわせて、新たに設置することといたしておりまして、本市の市有施設への設置は、初めてとなります。
本市といたしましては、この度の各種証明書の交付手数料の改定や端末の新設などによりまして、市民の皆様にマイナンバーカードをお持ちになることのメリットをお示しし、マイナンバーカードの普及促進に繋げてまいることはもとより、コンビニエンスストア等での証明書発行の利便性をより多くの皆様に実感していただくとともに、デジタル技術を活用した「行かなくてもいい、書かなくてもいい、待たなくてもいい」市役所の実現により、市役所対面窓口の混雑緩和を図りますことで、市民サービスの更なる向上に繋げてまいりたいと考えております。
新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行に備えた外来医療体制等の整備についてでございます。
今年の冬は、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行が懸念されておりまして、発熱外来の多くが休診となる年末年始の診療・検査体制を確保するため、通常の休日当番医に加え、12月30日から1月3日までの午前9時から正午まで、医師会、薬剤師会等の御協力の下、山口市休日・夜間急病診療所におきまして「山口市年末年始 臨時発熱外来」を開設いたします。
この発熱外来では、当日午前8時30分から電話で受診の予約を受け付けることといたしておりまして、診察の際に症状等を聞き取った上で、医師の判断により、新型コロナ抗原定性検査と季節性インフルエンザの同時検査を実施いたし、薬の処方等を行うことといたしております。
受診対象者は、「発熱等の症状悪化を訴える高校生以上の方」といたし、対象とならない「中学生以下の方」には小児科の休日当番医の受診を、年齢に関係なく「中等症以上の方」には二次救急病院の受診を、それぞれ御案内いたします。
また、こうした体制等の整備とは別に、今月28日に「やまぐちリフレッシュパーク駐車場」において、また、翌29日に「山口南総合センター駐車場」において、いずれも午前9時から正午まで「新型コロナ抗原定性検査キットの無料臨時配布」を行います。
配布対象者は、37.5℃未満の発熱や軽い喉の痛み等、軽症状の方といたしております。
なお、配布の際に症状等の聞き取りを行いまして「37.5℃以上の発熱のある方」や「糖尿病や高血圧等の基礎疾患のある方」、「妊婦の方」につきましては、速やかに受診可能な医療機関を御案内いたします。
また、配布した検査キットによる判定結果が陽性となった軽症状の方につきましては、自宅療養中の体調急変時に健康相談や生活相談を円滑に受けられるよう、インターネット経由で県の「自宅療養者フォローアップセンター」への御登録をお願いいたします。
市民の皆様には、発熱等により検査や医療機関の受診を検討される際、市や県等のウェブサイト等で情報を事前に御確認いただき、症状にあった適切な方法を選択いただきますようお願いいたします。
本市といたしましては、こうした医療体制等の整備を進めることによりまして、年末年始の新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行に備え、市民の皆様の健康を守ってまいりたいと考えております。
Rethink Creator PROJECT 2022 におけるポスターの完成について [PDFファイル/371KB]
東大寺サミット2022in山口の開催について [PDFファイル/554KB]
東大寺サミット2022in山口の開催について(参考資料) [PDFファイル/1.93MB]