令和3年10月定例記者会見を開催しました

印刷ページ表示更新日：2021年10月13日更新＜外部リンク＞

令和3年10月定例記者会見を開催しました

10月定例記者会見会場1 10月定例記者会見会場2

日時

令和3年10月13日（水曜日）11時から12時

会場

山口総合支所第10・11会議室

発表内容

やまぐち×ロヴァニエミデザインウィーク2021について

本市とフィンランド・ロヴァニエミ市につきましては、平成28年11月に観光交流パートナーシップ協定を締結いたしたところでございまして、今年は協定締結から5周年の節目を迎えます。

これを記念いたしまして、フィンランド・ラップランド大学との学術交流に取り組まれている山口県立大学や「日本のクリスマスは山口から」をテーマとしたまちの賑わいづくりに取り組まれている山口商工会議所等と連携いたしまして、12月10日から12日の3日間、記念事業を実施いたします。

このイベントは、「KDDI維新ホール」の施設全体を活用いたしまして、展示・販売会と講演会、さらにはワークショップなどを開催いたすものでございまして、「デザイン」と「ライフ」をキーワードといたしまして、衣食住を中心に、テクノロジーと自然、文化が調和した新しい時代の豊かな暮らしを提案いたすものでございます。当日は、市内の大学や企業・事業者、そして、フィンランドで活躍中の県立大学出身のデザイナー大田舞さんや、マリメッコの元クリエイティブデザイナーであったノーラ・ニイニコスキさんなど、本市とゆかりのあるデザイナーやアーティストなどによる講演やシンポジウムなどのステージイベントをはじめ、展示・販売ブースやワークショップなどを通じて、サスティナブルなライフデザインを提案いたします。また、フィンランドの歴史や自然、ロヴァニエミ市にあるサンタクロース村の御紹介をはじめ、フィンランドの食や文化、オーロラを身近に感じていただけるミニセミナーなど、幅広い世代の皆様に楽しんでいただける内容となっております。

あわせまして、湯田温泉の足湯にフィンランドのデザインの装飾を施しますとともに、山口県デザイン協会をはじめとする関係団体と連携した関連事業を「狐の足あと」等で実施いたします。このように、KDDI維新ホールにおける、このたびの交流と賑わいを、山口都市核にも波及させてまいりたいと考えております。

本市では、このたびの記念事業を通じまして、デザインと自然の調和を大切にするフィンランドのロヴァニエミ市との交流の意義を再認識するとともに、フィンランド、そして、ロヴァニエミ市をより深く理解することによりまして、今後の交流が、観光や文化、芸術、ビジネスなど幅広い分野に広がってまいりますよう努めてまいりたいと考えております。

職業理解・企業体験イベント｢やまぐち未来のしごとフェスタ｣の開催について

昨年に引き続き、市内外の中高生を対象といたしまして職業観の醸成を図るとともに、地元の企業を知っていただくイベント「やまぐち未来のしごとフェスタ」、通称「みらフェス」を、11月17日と18日の2日間、KDDI維新ホールにおいて開催いたします。

この「みらフェス」は、山口県央連携都市圏域の事業でございまして、圏域内の学生や企業の皆様にも御参加いただき実施いたすものでございます。

期間中、市内の中高生のほか、圏域内の中学生延べ約2,800人の参加を予定いたしており、また、参加企業・団体は43社でございまして、各社の職業体験メニューに学生が直接触れることによりまして、職業理解だけではなく、地元企業への就職意識の醸成も図ってまいりたいと考えております。

なお、会場内は、滞留人数の管理や手指消毒、三密回避をはじめとした新型コロナウイルス感染予防対策を徹底し、最先端技術や新しい生活様式の中での集合型イベントの手法を取り入れた形で実施することといたしております。
また、今回は、KDDI維新ホールにおける集合型での開催に加えまして、9月21日から11月30日までの間「やまぐち未来のしごとフェスタ」ウェブサイト内におきまして、「オンライン開催」も実施いたしております。

オンライン開催では、本市をはじめ、圏域内の防府市、宇部市、美祢市、山陽小野田市の学校から、これまでに約4,600人の生徒の御参加をいただいておりまして、ウィズコロナの時代においても広域の多くの生徒の皆様に参加していただいております。

ウェブサイトには、圏域内で活躍する企業・団体47社の仕事内容や、そこで働く「人」に着目した企業紹介動画を掲載いたしておりまして、参加する生徒は、授業の一環として情報端末等を利用して視聴することで、職業理解の学習をおこなえるものとなっております。

また、3月31日までの間、企業紹介動画を「みらフェス」の公式ウェブサイトで一般公開いたすこととしておりまして、生徒だけでなく、保護者をはじめ、一般の皆様にも広く視聴していただくことで、地元企業について知っていただきたいと考えております。

本市といたしましては、このような事業を通じまして、本市の宝でございます次世代を担う子ども達の職業観の育成と地元企業を知ることによる将来の地元就職意識の醸成を図りますことで、地元就職の促進を図り、地域経済の活性化につなげてまいりたいと考えております。