令和3年8月25日(水曜日)11時から12時
山口総合支所 第2委員会室
7月23日から17日間にわたって開催されましたスポーツの祭典「東京2020オリンピック競技大会」におきましては、本市出身のオリンピック出場選手の活躍が、日本中に大きな感動と勇気を与えてくれました。
なかでも、大野将平選手が柔道男子73kg級金メダルと混合団体銀メダル、石川佳純選手が卓球女子団体銀メダルの獲得という輝かしい成績を残されました。
これを受けまして、本市では、大野選手、石川選手のメダル獲得という快挙を称え、お二人に山口市民栄誉賞を授与することといたしたところでございます。
山口市民栄誉賞につきましては、お二人のオリンピックという大舞台での活躍が、市民の皆様に活力と誇り、明るい希望をもたらした功績に対しまして、授与を決定いたしたものでございまして、お二人には、それぞれ表彰状と記念品等を贈呈することといたしております。
なお、大野選手は平成28年に続き2回目、石川選手は平成24年、平成28年に続き3回目の授与となります。
授与式の日程につきましては、現在調整中でございまして、お二人のスケジュールを確認、調整のうえ行いたいと考えているところでございます。
お二人におかれましては、大会閉会後もお忙しい日々が続いておられるとは思いますが、休養をしっかりとられまして、次のチャレンジに向けてますますご活躍されますことを心から祈念いたしております。
また、8月24日から始まりました「東京2020パラリンピック競技大会」におきましては、本市出身の廣瀬順子選手が、柔道女子57kg級に出場されます。廣瀬選手につきましても、市民の皆様とともに熱いエールを送り、パラリンピックの舞台で活躍されることを期待いたしております。
本市では、令和元年5月に国におきまして策定されました「プラスチック資源循環戦略」の重点戦略に、可燃ごみ指定収集袋へのバイオマスプラスチックの使用が掲げられましたことから、本年度の「山口市一般廃棄物処理実施計画」に、石油由来のプラスチック資源の使用抑制や温室効果ガス排出量を削減する施策を新たに盛り込んでいるところでございます。そして、この度、本市可燃ごみ指定収集袋の原料に、植物由来の廃糖蜜を10%配合したバイオマスプラスチックを導入いたしまして、9月から順次切り替えることといたしましたので、ご報告いたします。
この取り組みによりまして、焼却時に地球温暖化の原因となります二酸化炭素の排出を、今年度製造分で換算しますと約45トン削減することができますことから、地球温暖化対策に貢献するものと考えております。
新しい可燃ごみ指定収集袋は、市内約290店舗の市指定収集袋取扱店の在庫がなくなり次第店頭に並ぶ予定でございます。なお、バイオマスプラスチックの導入による販売価格の変更はございません。また、従前の可燃ごみ指定収集袋も引き続きご使用いただけますので、ご安心いただきたいと思います。
本市では、この可燃ごみ指定収集袋へのバイオマスプラスチックの導入をはじめ、「みんなでつくる循環型のまち山口」の具現化を目指しまして、ごみの排出量の抑制や分別・リサイクルの推進、環境負荷に配慮したごみの適正処理の推進などに取り組んで参りたいと考えております。
本市では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けまして、その時々の局面に応じて、第1弾から第9弾までの経済対策として、感染拡大の防止に向けた取組、市民生活の安定に向けた取組、市内消費喚起の取組などの社会経済活動の維持に向けた取組を進めているところでございます。
こうした中、感染力の強いデルタ株の影響等により、急速に 感染が拡大し、国においては、8月20日から、緊急事態措置・まん延防止等重点措置について、実施すべき期間を9月12日まで延長し、実施すべき区域を29都道府県に拡大されているところでございます。
また、県におかれましては、県内の新規感染者数の急増に伴い、8月13日から31日までの間、「デルタ株感染拡大防止集中対策」を実施されているところでございます。
本市といたしましては、こうした事態に対応いたしますため、デルタ株感染拡大防止への緊急の対策といたしまして、県外との往来の自粛や外出機会の半減に伴い大きな影響を受けておられる市内事業者の皆様への支援を進め、併せて、感染拡大の防止に向けた取組を進めるため、この度、経済対策第10弾をとりまとめましたので、公表させていただきます。
資料2ページの「飲食サービス事業者や観光関連事業者等への支援」についてでございます。
これは、県外との往来の自粛や外出機会の半減などに伴い、いまだ大きな影響を受けておられます、市内の飲食サービスや観光関連事業者等の皆様の事業継続、感染症対策強化に向けた取組促進を図りますため、1事業者につき、原則、20万円の支援金を給付いたすものでございます。
補正予算額1億8,000万円につきましては、8月25日付けで専決処分を行ったところでございまして、9月1日から申請受付を開始いたしまして、一日も早く対象事業者の皆様への支援を行ってまいりたいと考えております。
続きまして、資料の3ページの「感染拡大の防止に向けた緊急集中検査の実施」についてでございます。
これは、新型コロナウイルス感染症の急速な感染拡大への緊急対策といたしまして、ワクチン接種の対象となっていない12歳未満の子どもたちなどが通う施設での感染者の早期発見による感染拡大(クラスター)の防止を図りますため、市内の保育園、幼稚園、放課後児童クラブ、放課後等デイサービス、児童養護施設、小中学校等に通う子どもや、それらの施設に従事されている職員の皆様等を対象とした任意の緊急集中PCR検査を実施いたすものでございます。
対象のうち、検査を受けられる方といたしましては、行動歴から感染の不安を抱え、検査を希望される無症状の方、例えば、県外への往来や県外の方などとの接触があった方、あるいは、不特定多数の方が集まる会合に参加された方などを想定しておりまして、こうした方が希望される場合に、自己負担無料でPCR検査を受けていただくものでございます。
申込期間は、明日、8月26日から31日までを予定いたしておりまして、感染状況などに応じまして、9月以降の延長も検討 してまいりたいと考えております。
この予算につきましては、1,600万円でございまして、現計予算を活用することといたしております。
このPCR検査につきましては、資料にございます電話番号へのお電話及び市ウェブサイト、市ライン公式アカウントからお申し込みいただくかたちで実施してまいります。
本市といたしましては、第9弾までの取組と併せて、この経済対策第10弾に取り組んでまいる所存でございまして、新型コロナウイルス感染症の発生状況と市内経済への影響などを注視いたしながら、引き続き、社会経済活動の維持に全力で取り組んでまいる所存でございます。
山口市民栄誉賞の授与について [PDFファイル/116KB]
山口市民栄誉賞の授与について 別紙1 [PDFファイル/77KB]
山口市民栄誉賞の授与について 別紙2 [PDFファイル/194KB]
山口市可燃ごみ指定収集袋へのバイオマスプラスチック導入について [PDFファイル/348KB]
「山口市新型コロナウイルス感染症経済対策 第10弾」について [PDFファイル/688KB]