令和3年5月26日(水曜日)11時から12時
山口総合支所 第2委員会室
御案内のとおり、4月から供用開始しております本施設は、7月1日からのメインホールの一般利用開始により、いよいよグランドオープンを迎えます。
メインホールにつきましては、1200人、1500人、2000人と収容規模を可変することや平土間形式として利用が可能となるなど、様々な規模や用途等に柔軟に対応できることに加え、5Gの通信環境や、優れた音響機能を有しており、メインホールを利用した大規模なコンベンションやコンサートの開催に伴う交流人口の拡大や経済効果を生み出すことで、新山口駅周辺、ひいては、本市全体の発展につなげていくことができると大いに期待を寄せております。
この度は、メインホールの一般利用開始に先立ちまして、開館及びグランドオープンを記念したイベントを開催していくことといたしましたので、御案内させていただきます。
まず、グランドオープン記念式典につきましては、6月26日(土曜日)にKDDI維新ホールメインホールにて、開催することといたしました。
ゲストとして、5人組男性ボーカルグループの「ゴスペラーズ」に出演していただき、地元の小郡中学校吹奏楽部とのコラボコンサート等を企画いたしております。そして、この式典には約800名の市民の皆様を抽選で御招待させていただく予定といたしておりまして、応募開始は本日26日からとなります。応募方法等の詳細につきましては、市や施設のウェブサイト、地域情報誌等で、御案内させていただきます。
次に、KDDI維新ホールオープニングシリーズとして、メインホールにて、アーティストによるコンサートやイベントを順次、開催することといたしました。
まず、グランドオープン記念式典前日の6月25日(金曜日)に「ハピネス」や「Story」で知られる「AI」のコンサートを第1弾として開催いたします。
第2弾は、7月11日(日曜日)に、男性5人組ロックバンドの「ORANGERANGE」のコンサート、第3弾は7月18日(日曜日)に、瀬戸内7県を拠点とする女性アイドルグループの「STU48」のコンサートを予定いたしております。
この他にも、子育て世代にも喜んでいただける体験型のイベントといたしまして、8月11日(水曜日)から26日(木曜日)にかけまして「きかんしゃトーマスとなかまたち わくわくフェスティバル in 山口」と、12月24日(金曜日)から1月30日(日曜日)にかけまして「リラックマ&すみっコぐらしフェスティバル」を開催することといたしました。
各イベントの開催内容や今後のイベント等につきましては、詳細が決まり次第、皆様に御案内させていただきます。
なお、イベントの開催にあたりましては、コロナ禍におけます「新しい生活様式」のもとで、市民の皆様をはじめ、本市にお越しになる皆様に、安心してお楽しみいただけますよう感染防止対策を徹底し、指定管理者や関係者と万全の体制を整えまして、皆様をお迎えいたしたいと考えております。
本市といたしましては、こうしたイベントを通じて、当施設の周知やブランディングを図ることで、将来の施設利用の需要を獲得していくとともに、今後も市内外の皆様に魅力を感じていただけるイベントの開催や誘致をすることで、にぎわいの創出、交流人口の拡大につなげてまいりたいと考えております。
山口ゆめ回廊博覧会は、「7つの市町でつなぐ、7色の回廊」をコンセプトに、山口県央連携都市圏域内が有する魅力を「芸術」、「祈り」、「時」、「産業」、「大地」、「知」、「食」の7つのテーマに分類し、各市町が持つ多様な地域資源を組み合わせた魅力的なイベント・体験プログラムを7市町全域を会場に、各所で提供することにより、圏域内の交流を促進する周遊型博覧会でございまして、令和3年7月から12月までの半年間、開催されるものでございます。
平成31年に実行委員会が発足して以降、市民の皆様、圏域の市町の皆様と準備を進めてまいったところでございまして、いよいよ約1カ月後の7月1日(木曜日)に博覧会の開幕を迎える運びとなりました。
7月1日(木曜日)には、7市町の市長、町長が一堂に会しまして、博覧会の開幕を記念するオープニングセレモニーといたしまして、新山口駅観光交流センター内に開設される「山口ゆめ回廊インフォメーションセンター」のテープカットを行う予定でございます。さらに、7月3日(土曜日)、4日(日曜日)の2日間、オープニングイベント「こんにちは、ゆめはく!」と題しまして、新山口駅北口交通広場及びKDDI維新ホールを会場といたしまして、7市町の内外で活躍されているアーティストによる作品展示やパフォーマンス、ワークショップ、音楽ライブや市内や7市町の産品を扱うマルシェなどが実行委員会主催で実施され、博覧会のオープニングを盛大に飾ることとなっております。
一方、本市といたしましては、山口ゆめ回廊博覧会の開幕を彩る記念事業といたしまして、SL「やまぐち」号の客車を利用した特別列車「山口ゆめ回廊博覧会号」による日帰りツアーを7月3日(土曜日)に実施いたします。
この特別列車「山口ゆめ回廊博覧会号」には、博覧会のロゴマークをデザインしたヘッドマークを装着いたしまして、新山口駅から津和野駅間を往復することといたしており、参加者の募集は6月4日(金曜日)から開始する予定でございます。
また、当日は、新山口駅1番線ホームにて出発式を開催いたしますとともに、ツアー参加者には、7市町の記念品等をお配りすることといたしております。
なお、乗車時の検温や手指消毒の実施をはじめ、募集人数を、乗車定員の約50パーセントとなる100名とするなど、新型コロナウイルスへの感染防止対策を十分に講じながら、実施することといたしております。
新山口駅から出発いたします、「山口ゆめ回廊博覧会号」の力強い走りで、博覧会の開幕を勢いづけてまいりたいと考えております。
加えまして、7市町で構成する山口県央連携都市圏域推進協議会の会長の立場から御紹介させていただきますと、先ほど紹介いたしましたオープニングセレモニー、オープニングイベントを皮切りに、本市を含めた圏域7市町おきまして「いま・ここ」でしか体験できない魅力的な数多くのプログラムを、6カ月に渡り展開してまいります。
本日は、それらの博覧会のイベント情報に加えまして、観光案内や産品、飲食店の情報など7市町の厳選された見所が詰め込まれております「山口ゆめ回廊博覧会公式ガイドブック」が、2日後の5月28日(金曜日)から、県内の書店、コンビニエンスストア等で発売されますことから、この場で御紹介・御披露させていただきます。ぜひ、このガイドブックを片手に7市町の7つの回廊を巡りながら、圏域の魅力を体感していただければと思います。
なお、博覧会の最新情報につきましては、公式Webサイトにおきましても随時公開されますので併せて御確認いただければと思います。
現在、本市に限らず、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響は、いまだ先が見通せない状況でございます。本市といたしましては、市民の皆様の安全・安心を第一といたしまして、感染拡大の防止に向けた取り組みを徹底いたしますととともに、常に市内・県内等の感染状況を見極めながら、博覧会の各種事業を準備してまいる考えでございます。例えば、誘客ターゲットを身近な圏域内でのマイクロツーリズムに優先するなど、感染防止対策と共存した交流イベントの在り方を、博覧会を契機として確立し、コロナ禍からの、地域経済のいち早い回復に取り組んでまいります。
そして、コロナ禍のこうした状況だからこそ、圏域7市町との連携を一層深めまして、観光事業者、経済団体、ガイド団体の皆様と一丸となって、この「山口ゆめ回廊博覧会」が皆様の記憶に残るような素晴らしい博覧会となるよう鋭意準備してまいりたいと考えております。
私が市内の21地域へ出向きまして、地域の皆様と対話を行い、市政に対する御意見、御提案をお伺いいたしますほか、各地域の課題や、特長を生かした地域づくりについての意見交換をさせていただくことを目的に、移動市長室「やまぐち車座トーク21」を開催いたします。
開催に当たりましては、昨年度と同様に新型コロナウイルス感染症への対応といたしまして、「身体的距離の確保」を図りますとともに、出席者の皆様にも「マスクの着用」や「手指消毒」をお願いするなど、「新しい生活様式」を取り入れた形で実施いたします。また、出席者につきましても、地域づくり協議会や地域関係団体の役員さん等を対象といたし、いわゆる「三密」にならないよう配慮した上で実施いたします。
開催期間は、6月30日の阿東地域を皮切りに、9月3日までの約2か月間を予定いたしております。
今回の車座トークでは、市政報告として、令和3年度「暮らしを守り 未来を築く」予算の中から、各地域に関連した事業につきまして、御説明をさせていただきます。
併せまして、昨年度の移動市長室で議題となりました各地域の案件に対する対応状況についての御報告などもさせていただくことといたしております。また、地域の皆様と、まちづくりや地域づくり、地域の身近な生活課題等についての懇談をさせていただくことといたしております。
市内21の各地域におかれましては、地域づくり協議会等を中心に、地域づくり交付金などを活用され、住み良い地域づくりに向けまして、地域課題の解決などに御尽力いただいておりますことから、各地域づくり協議会等の皆様と私が、直接語り合うことができますこの機会を通じまして、市政に対する忌憚のない御意見や御提案をお伺いし、また、個性ある21の地域づくりにつきましても、地域の皆様としっかりと共有し、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えているところでございます。
まず、高齢者向け優先接種の先行実施状況についてでございます。
4月12日に開始いたしました先行実施につきましては、予定しておりました1,020人分の接種を終えています。先行実施においては、「個別接種」「集団接種」「施設接種」における接種を実施いたし、本格実施に向けた課題把握や実施内容の検証を行いました。個別接種では、実施医療機関における対応手順やシステム稼働状況を確認し、集団接種では、感染防止対策を講じた運営方法の見直し等について確認いたしました。施設接種においては、入所者の家族との調整や予診票の事前記入などの接種までに必要な準備事項等を確認いたしました。
接種類型ごとの接種人数については、お手元の資料のとおりでございます。
次に、高齢者向け優先接種の本格実施についてでございます。
本市における高齢者向け優先接種の本格実施を、5月10日月曜日から順次開始いたしました。5月19日現在、9,835人の方への1回目の接種が終了いたしております。
まず、接種予約開始時における対応について御説明いたします。
4月26日月曜日の接種予約開始時におきましては、高齢者の皆様からの予約が集中したため、各医療機関や「山口市接種予約・相談センター」への電話が繋がりにくい状況が発生いたしました。
また、「山口市接種予約・相談センター」及び「山口市予約受付システム」で予約受付を予定していた予約枠がいっぱいとなったため、5月5日水曜日をもって一旦受付を終了いたしました。市民の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。
その後、予約枠の拡充等を行い、6月3日木曜日に、予約受付を再開することといたしました。
再開にあたっては、予約集中時の対応といたしまして、受付電話回線数の増強を図ることといたしております。
次に、高齢者向け優先接種の終了見込みについて御説明いたします。
本市ではこれまで、高齢者約57,000人のうち、7割の約4万人の方が接種を希望されることを想定し、7月末までに接種を終えられるよう準備を進めてまいりました。
先月26日から各医療機関や市の接種・予約相談センターにおいて予約受付を開始いたしましたところ、当初の想定を超える8割の方が接種を希望される見込みとなりましたことから、接種体制の強化に取り組んでまいったところでございます。
また、一方では、国において、接種を希望する高齢者に対して、7月末までに2回の接種を終える方針が示されたところでございます。
こうした中、予約状況を取りまとめましたところ、7月末で約4万人の方への接種を終えても、なお、8月以降も多くの方の接種を終えることができない状況であることが分かりました。
そのため、接種を希望する全ての高齢者の方に、7月末までに接種していただけるよう、接種体制の前倒しに向け、医師会等、関係団体との調整や接種会場の準備を進めているところでございます。
今後とも、安心してワクチン接種を受けていただくことのできる体制づくりを進めて参ります。
現在、コロナ禍におきまして、経済的な理由などから生理用品を入手することが困難な状態にある、いわゆる「生理の貧困」が新たな社会問題として認識されつつあるところで ございます。
こうしたことから、本市におきましては、こうした問題への対応の一端といたしまして、この度、市立小・中学校におきまして、家庭の経済事情等の理由から生理用品を用意できない児童・生徒が無償で利用できる生理用品を新たに備え付けることといたしました。
具体的には、現在は児童・生徒が生理用品を忘れた場合や急を要する場合に、保健室におきまして養護教諭が必要数を渡しているところでございますが、この対応に加えまして、生理用品を準備できずに困っている児童・生徒に気兼ねなく使用してもらう用品を各校内のトイレなどに設置するものでございます。
この度の取組は、コロナ禍において経済的に困窮されている家庭への緊急の支援でございまして、学校生活に支障が生じることのないよう、今後、早急に教育委員会と生理用品を設置する場所や児童・生徒への周知の方法等を調整し、 市立小・中学校に6月上旬を目途に設置してまいります。
本市といたしましては、このようにコロナ禍による影響が続きます中で、引き続き、「生理の貧困」を含め、様々な課題を抱える児童・生徒へのきめ細やかな配慮や支援等を通じまして、全ての児童・生徒が安心して学べる教育環境づくりに取り組んでまいる所存でございます。
山口市産業交流拠点施設KDDI維新ホール 開館記念イベントの開催について [PDFファイル/429KB]
山口ゆめ回廊博覧会の開幕について [PDFファイル/570KB]
移動市長室(やまぐち車座トーク21)の開催について [PDFファイル/452KB]