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椹野川の生き物たち

印刷ページ表示 更新日:2018年2月21日更新 <外部リンク>

 椹野川やその流域に生息するの生き物たちを紹介します。(データ及び写真提供:椹野川漁業協同組合)

 


アユアユ

 サケ目アユ科アユ属
 流線型で細長い体形で、腹部は銀白色に輝きます。口には、くし状の歯を持ち、上手に使うことにより石に付着している藻類を食べます。アユは、一生のほとんどを川で過ごしますが、孵化した稚魚はいったん海に下り、再び川へ戻ってきます。中流域まで遡上すると決まった場所に住み着き、各々がなわばりを持つようになり、なわばりを持つ個体には、エラの後方に黄斑が見られます。産卵期には中~下流域の砂礫の底に集まり夜間に産卵を行い、産卵後そのほとんどは死んでしまいます。
 椹野川では主に4月下旬から遡上が見られ、5月の中旬にピークを迎えます。
 

 


アマゴ・サツキマスアマモ

 サケ目サケ科サケ属
 アマゴ:一生を川で過ごすタイプ。
 体系は細長く、体は薄い。体側に暗緑色の小判型の模様、朱紅の斑点がある。

 サツキマス:アマゴがいったん海に下り、春に川に帰ってくるタイプ。
 体色は、暗緑色だが、アマゴ同様に朱紅の斑点がある。年間を通じて水温が20度以下の渓流に生息している。
 

 


オヤニラミオヤニラミ

 スズキ目ケツギョ科オヤニラミ属
 体は、太く短く、エラの後ろに目のような大きな斑紋があります。椹野川では中流域~下流域の流れの緩やかな場所に生息しています。水中のヨシや倒木に産卵し、卵が孵化した後も、しばらくは小魚を保護しながら暮らします。

 


アカザアカザ

 ナマズ目ナマズ科アカザ属
 赤褐色の体色が特徴。口ひげは4対の8本。腹びれ、背びれのトゲには毒があり、刺されると痛い。水のきれいな上流域~中流域の石の間や下に生息しています。

 


スナヤツメスナヤツメ

 ヤツメウナギ目ヤツメウナギ科カワヤツメ属
 口は吸盤状でアゴがないのが特徴です。幼生では目は見えませんが、成魚になると目が現れます。目の後ろ側に鰓穴と呼ばれる穴が7つあり、これらが目に見えることからヤツメと呼ばれます。

 


モクズガニモクズガニ

 十脚目モクズガニ科モクズガニ属
 足とハサミが大きく、ハサミには長く柔らかい軟毛があり、藻クズが絡まっているように見えることが名前の由来。日本各地の河川の上流から河口域、沿岸域まで幅広く生息しています。モクズガニの肉量は少ないもののその味は絶品で、カニかごなどで食用に捕獲する地域も多くあります。
 現在椹野川漁協では、モクズガニの養殖に向けた取り組みが進められています。

 


テナガエビテナガエビ

 エビ目テナガエビ科テナガエビ属
 ハサミ脚は極端に長く、体長の2倍の足を持つ個体もいます。前身は褐色で腹部に縞模様はありません。流れの緩やかな下流域の砂泥質の底地に生息しています。

 


ヤマトシジミヤマトシジミ

 マルスダレ目シジミ科シジミ属
 日本全国の汽水域に生息する二枚貝。殻は黒く光沢が強く、形は丸みを帯びた三角形。砂礫質の中にも潜って生息していますが、夏場は表層の近く、冬場は殻長の3倍近くまで潜ります。

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