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環境保護を通じた交流 姉妹都市の昌原市から訪問団

印刷ページ表示 更新日:2016年9月1日更新 <外部リンク>

3月8日金曜日から3月10日日曜日までの日程で、姉妹都市の韓国昌原市から、環境保護活動に取り組む官民の組織「グリーン昌原21実践協議会」らで構成した昌原市環境交流訪問団7人(団長;全占錫(ジョン ジョムソク))をお迎えしました。

今回の訪問では、本市で環境保護活動に取り組んいる市民活動団体のやまぐちエコ倶楽部(代表 吉村京)の皆さんとの意見交換や、本市の環境行政に関する取り組みとして、リサイクルプラザや資源物ステーションなどを視察するなど、環境をテーマとした交流事業を実施しました。
今回の訪問は、平成21年の姉妹都市締結後、初めての市民訪問団の受け入れでした。

吉田副市長とジョン ジョンソク団長(前列左から2、3人目)を囲んで記念撮影
吉田副市長とジョン ジョンソク団長(前列左から2、3人目)を囲んで記念撮影 
 リサイクルプラザを視察、資源ごみの分別収集で意見交換
リサイクルプラザを視察、資源ごみの分別収集で意見交換
徳地森林セラピー基地愛鳥林コースを体験、心も体も癒されました。
徳地森林セラピー基地愛鳥林コースを体験、心も体も癒されました。
ゲンジボタルの人工飼育について、熱心に質疑応答
ゲンジボタルの人工飼育について、熱心に質疑応答
24時間資源物を出せる仕組みと市民のマナーに感心しました
24時間資源物を出せる仕組みと市民のマナーに感心しました
やまぐちエコ倶楽部と3日間の充実した交流でした。
やまぐちエコ倶楽部と3日間の充実した交流でした。

3月8日金曜日

14時 市役所表敬訪問

 市役所で出迎えた吉田正治副市長は「今回の訪問をきっかけに、両市がお互いの活動への知見を深め、多くの人が行き来し、そして環境保護の推進につながる市民交流へと発展・継続することを期待しています」と歓迎のあいさつを述べました。
 これを受け、全会長は「歴史を大切にしながら環境にも配慮している山口市と毎年交流が持ててうれしく思う。地理的条件などの違いはあるが、お互いの環境への思いを共有し、私たちの交流活動が、両市の友好を深める架け橋になればと考えています」と述べられました。

15時 環境行政とリサイクルプラザの視察

 やまぐちエコ倶楽部や環境部職員の出迎えを受けてリサイクルプラザに到着。
 「山口市のリサイクルの取り組み」について説明が行われ、続いて、リサイクルプラザの見学を行いました。資源ごみの分別収集の状況について、現場での活発な意見交換が行われました。
 その後、グリーン昌原21実践協議会の朴事務局長が、「昌原市の環境保護活動」について、韓国の環境保護活動をリードする取り組みを発表されました。

3月9日 土曜日


10時 森林セラピー基地愛鳥林コース体験

 森林の環境保護へも通じる森林セラピーの取り組みについて体験していただくために、徳地森林セラピー基地の愛鳥林コースを、森の案内人のガイドで、約1.5キロのコースを1時間30分かけて歩きました。森林セラピーの効果や森の大切さについて意見交換もありました。森の案内人にとって、初めての海外からのお客様でした。

14時 ゲンジボタルの人工飼育

 山口ふるさと伝承総合センター旧野村酒場土蔵で、大殿ホタルを守る会の岡田さんから、天然記念物に指定されているゲンジホタルについて、人工飼育を中心に、一の坂川周辺の地域社会での保護活動の説明がありました。熱心に質疑応答があり、特に技術的な視点からも多くの意見が交わされました。

15時 環境とアートの未来

 山口情報芸術センター、YCAMでは、足立館長から、環境とアートの未来、またYCAM10周年の記念事業についてお話を伺い、その後、YCAMの職員から、施設の概要や、まちづくりに果たす役割などについて説明を受けました。
 スタジオAではワークショップ事業が実施されている最中で、「教育普及」の一端を実体験することができました。

16時 24時間資源物が出せるステーション

 周布町資源物ステーションでは、市内全域を対象に、家庭から排出された資源物を、年末年始を除き無休で、24時間、無料で持込可能な施設であることの説明があり、市民のマナーの大切さも学びました。

3月10日 日曜日

9時 香山公園


 国宝瑠璃光寺五重塔では、観光ボランティアガイドのガイド付きで見学することができ、また山口お宝展の開催期間で、塔の内陣の特別公開がされ、多くの観光客でにぎわう有名な観光地として実感されていました。

10時 やまぐちエコクラブ主催 フリーマーケットの視察及び出店

 フリーマーケットへの出店・販売(昌原から品物を持ってくる)、さきおりの体験、おもちゃの病院の視察、また段ボールコンポストについても熱心な説明を受けました。昼食も、フリーマーケット会場で販売されている、肉うどんとおむすびをいただきました。

12時 環境に配慮した住宅団地、山口朝田ヒルズの視察

 ミニゴルフ場だった敷地内に点在していた小山や池など既存の資源を極力保全・活用した住宅団地で、主にバスの車窓から街並みを見学しました。

13時 道の駅きららあじすを視察したのち、宿泊地である門司港方面へと向かい、本市での交流事業を終えました。

 やまぐちエコ倶楽部の皆さんの心強い応援で、たいへん充実した3日間の視察を終えることができました。今後、環境保護を通じて、2都市と2団体の交流が活発になり、これを契機にお互いのまちが発展し、人と人のつながりが広がることが期待できます。

昌原市環境交流訪問団のメンバー

団長 全占錫(ジョン ジョムソク) グリーン昌原21実践協議会 会長
金仁順(キム インスン) グリーン昌原21実践協議会 生活実践分科委員長
委奎哲(イ ギュチョル) グリーン昌原21実践協議会 教育広報分科委員
金多順(キム ダスン) グリーン昌原21実践協議会 まちづくり分科委員
朴贊(パク チャン) グリーン昌原21実践協議会 事務局長
張勝珍(チャン スンジン) 昌原市環境首都課 主務官
趙譜欽(チョ ボフム) 昌原市環境首都課 主務官
*「グリーン昌原21実践協議会」は、昌原市の環境保護推進のための官民協力機構として、環境団体代表を中心に約100人の官民産学ネットワークで構成された団体。平成23年度、姉妹都市提携後、本市として初となる民間訪問団を昌原市へ派遣しました。その中心となったのがやまぐちエコ倶楽部で、その時に昌原市側では、グリーン昌原21実践協議会が中心となり受け入れを行いました。

訪問日程と交流内容

月日 曜日 行事 場所 対応
3月8日 金曜日 山口市役所表敬訪問 山口市総合支所
副市長、総務部長、総務課長
  山口市のごみ処理とリサイクルの活動紹介との意見交換 リサイクルプラザ
環境部資源循環推進課、やまぐちエコ倶楽部
  リサイクルプラザ見学 リサイクルプラザ
資源循環推進課
  グリーン昌原21実践協議会の活動紹介 昌原市グリーン昌原21実践協議会
  意見交換 昌原市環境首都課・グリーン昌原21実践協議会
山口市資源循環推進課・やまぐちエコ倶楽部
3月8日 土曜日 徳地森林セラピーを体験 愛鳥林エリアセラピーロード
森の案内人、林業推進課セラピー担当
  ゲンジボタルの保護飼育(人工飼育の様子) 山口ふるさと伝承総合センター旧野村酒場土蔵
大殿ホタルを守る会
  YCAMの役割、10周年記念事業「アートと環境」 山口情報芸術センター
山口市文化振興財団
  24時間資源ごみが出せるステーションの視察 周布町資源物ステーション
資源循環推進課
3月9日 日曜日 フリーマーケット出展、段ボールコンポスト、リサイクルプラザのイベント参加 リサイクルプラザ
やまぐちエコ倶楽部
  環境に配慮したモデル的な住宅団地の視察 山口朝田ヒルズ
  道の駅の視察 道の駅きららあじす

ご案内

問い合わせ先 国際交流室
電話番号 083-934-2725

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