令和4年度ふるさとやまぐち寄附金の活用状況について
全国各地の方から多くのご寄附をいただき、誠にありがとうございました。お寄せいただいた寄附金は、本市のまちづくりのために大切に使わせていただきましたので、寄附金の活用状況をお知らせいたします。
今後とも応援をよろしくお願いいたします。
寄附金の使途 | 件数 | 寄附金額 |
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1.山口の個性を高め暮らしを楽しむ「文化・スポーツ・観光なら山口」のまちづくり | 3,510件 | 85,124,528円 |
2.産業活力・地域雇用を創出する「働く・起業なら山口」のまちづくり | 1,288件 | 22,411,000円 |
3.将来を担う子どもたちを育む「教育・子育てなら山口」のまちづくり | 7,304件 |
143,454,000円 |
4.快適な住環境を整備する「安心安全」のまちづくり | 1,151件 | 21,402,621円 |
5.生涯にわたって元気に暮らす「健康長寿」のまちづくり | 944件 | 17,630,000円 |
6.まちづくり全体への支援 | 8,267件 | 170,740,875円 |
計 | 460,763,024円 |
1.山口の個性を高め暮らしを楽しむ「文化・スポーツ・観光なら山口」のまちづくり 3,510件 85,124,528円
文化・芸術・スポーツなど本市の地域資源を活用し、市民の豊かな感性や創造性を育む事業に役立てました。
主な実施事業
史跡大内氏遺跡「築山跡」の保存整備
史跡公園や隣接する駐車場などの一連の整備完了後、開園式典とオープニングイベントを実施しました。また、大内文化ゾーンの周遊促進イベント等を実施したほか、大内氏の歴代当主のキャラクターをデザインしたラッピングバスの運行を行いました。
築山跡史跡のオープニングイベント
本市出身のオリンピアン等と連携した取り組み
「我がまち」のスポーツ財産を活用し、健康づくり、地域活性化、次世代育成等につなげる取組として、スポーツ人口の拡大や競技力の向上を目的とした事業や、本市出身のオリンピアンやプロスポーツチームと連携した事業などを実施しました。
大野将平 次世代育成プロジェクト
2.産業活力・地域雇用を創出する「働く・起業なら山口」のまちづくり 1,288件 22,411,000円
企業誘致の強化、起業創業支援、中小企業への経営改善や事業承継支援など、地場産業の振興をはじめとした地域雇用創出の強化等に活用しました。
主な実施事業
農林水産業の振興に向けた取り組み強化
農業生産における省力化や生産性の向上を図るため、デジタル技術を活用したスマート農機等の導入に対して支援を行いました。
スマート農機の導入促進
働く女性の活躍応援事業
女性が活躍できる職場環境づくりに向けて、トイレ等の施設改修や意識啓発などの取組を支援するとともに、事業者や働く女性を対象とした女性が働きやすい環境づくりに関するセミナーを実施しました。
3.将来を担う子どもたちを育む「教育・子育てなら山口」のまちづくり 7,304件 143,454,000円
未来を担う子どもたちが健やかに育つよう、子育て・教育環境の整備等に活用しました。
主な実施事業
ICT を活用した教育の推進
学校におけるデジタル化やICT教育の支援体制の強化に向けて、情報教育支援アドバイザーの配置や、学校とYCAMの連携のもと、「やまぐち子ども未来型学習プロジェクト」として、児童・生徒1人1台のパソコンを活用しながら、地域の魅力発見に向けた取組を実施しました。
やまぐち子ども未来型学習プロジェクト
こども医療費助成事業
令和3年度に引き続き、乳幼児から中学3年生までのすべての子どもの医療費の自己負担分を無料化しました。
4.快適な住環境を整備する「安心安全」のまちづくり 1,151件 21,402,621円
自然災害に備えた施設の計画的な整備や改修を進めると同時に、日常生活の安心を高める救急体制の強化、公共空間のバリアフリー化など、安全安心の住環境に向けた取組に活用しました。
主な実施事業
ハード・ソフト両面からの災害対策
集中豪雨に対応するための遠隔操作可能な取水ゲートの改修工事やを実施しました。また、災害時に支援を必要とする方の個別避難計画(避難マイプラン)の作成や更新、関係機関との情報共有を一元化的に管理するための「避難行動要支援者等管理システム」を導入しました。
河川の護岸整備
総合支所及び地域交流センターの整備
阿知須地域及び徳地地域において、総合支所や地域交流センター等を一体整備した複合施設の供用開始、阿東地域交流センター篠生分館の供用を開始しました。
阿知須総合支所の様子
5.生涯にわたって元気に暮らす「健康長寿」のまちづくり 944件 17,630,000円
生涯にわたり元気でいきいきと暮らすことができるよう、高齢社会に対応した福祉サービスの充実や地域における高齢者の支え合い体制の整備等に活用しました。
主な実施事業
地域医療体制の充実
徳地総合支所や徳地地域交流センター等を合築した複合型拠点施設内に「山口市徳地診療所」を整備・共用開始(令和4年11 月14 日)しました。
診療を開始した山口徳地診療所
地域包括支援センターの増設
高齢者の方の総合的な支援を行う「地域包括支援センター」を北東部圏域と南部圏域の川西地域にそれぞれ増設しました。
6.まちづくり全体への支援 8,267件 170,740,875円
1~5のまちづくりの他、山口市に「住んでみたい、住み続けたい」と思っていただけるような事業に活用しました。
主な実施事業
交流創出の取り組みの段階的な実施
こども達が多様な仕事にチャレンジし、楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができる体験型イベント「Out of KidZania(アウト オブ キッザニア)in やまぐち 2022」を実施しました。
Out of KidZania(アウト オブ キッザニア)in やまぐち 2022(プロゲーマー体験をする子どもたち)
地域脱炭素に向けた取り組み
全国100カ所程度が選定される「脱炭素先行地域」に本市の計画案が選定され、同計画に基づく取り組みを開始しました。