山口市建国記念の日奉祝大会【2月11日(木曜日)】

「建国記念の日」とは、国民一人ひとりが「建国をしのび、国を愛する心を養う日」であり、今日のこの発展の礎を築き上げた先人に感謝しつつ、美しきこの国のもとに平和に暮らすことができることを祝い、さらなる国の発展を願う、国民の祝日です。
　我が国は、国民一人ひとりの英知とたゆまぬ努力により、世界に誇れる日本独自の文化や伝統を育み、また、自由と民主主義、基本的人権を尊重する平和で豊かな国へと発展してきました。
　長き歴史の中で、幾多の困難を乗り越え、今日の平和と繁栄を築き上げてこられた先人達の御努力に対しまして、改めて深甚なる敬意と感謝の意を表しますとともに、今日まで脈々と受け継がれてきました日本の美しき伝統、文化、精神を、次の世代へと大切に引き継いでいかなければならないと思っています。
　今、世界に目を向けると、我が国の安全に対する重大な脅威や、国際社会の平和と安全を著しく損なう出来事が発生しています。また、国内におきましても、少子高齢化や人口減少といった諸課題への対応が急務となっています。
　このような時代にこそ、我々国民が力を合わせ、さらには、国境を越えて、国際社会が力を合わせ、将来に夢と希望を抱けるような国や世界を創造していかなければなりません。
　そのためには、国民一人ひとりが、将来を見据えながら、私達が抱える諸課題に真正面に向き合い、世界の中の「日本」という国の未来について考え、そして、故郷や国に対する誇りや愛着を持って「国を愛する」ということを、もう一度しっかりと確認し合う必要があるものと思っています。