大規模災害対応合同訓練、山口市消防団小郡訓練場開所式(平成29年3月11日)
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更新日:2017年3月11日更新
消防団小郡訓練場の開所式を執り行いました。
近年、全国で自然災害が頻発しています。昨年だけでも、4月の熊本地震をはじめ、10月の鳥取県中部地震や、あるいは観測史上2番目の数を記録した台風の上陸など、自然災害が我が国に甚大な被害をもたらしています。本市では、幸いにも大きな災害は発生しませんでしたが、本市にも大原湖断層系をはじめとする複数の活断層が存在し、最新の調査報告によると、これらの断層が動いた場合には、マグニチュード7を超える地震が発生すると予想されており、決して他人事ではありません。
こうした折に、完成をいたしましたこの訓練場は、交通の利便性に加えまして、訓練に必要な広さと大規模災害時の状況を再現した瓦礫救助訓練エリアを備えるなど、県内初の多用な訓練が行える消防団訓練施設として整備をしました。
消防団員の皆さん方には、本訓練場のもとで、技術の練磨に努められ、さらなる地域防災力の強化へつながることを期待しています。
また、この度は、地域の皆さん方にも御参加をいただき、大規模災害対応合同訓練を実施しました。こうした訓練の一つ一つが、地域防災力を高め、そして、「安心 安全 快適なまちづくり」に、大きくつながっていくものと思っています。