山口市建国記念の日奉祝大会(平成29年2月11日)
あいにくの悪天候により、残念ながら、日の丸行進は、中止となりましたが、「山口市建国記念の日奉祝会」に出席しました。
御案内のとおり、「建国記念の日」とは、国民一人ひとりが「建国をしのび、国を愛する心を養う日」であり、今日の我が国の発展の礎を築き上げた先人に感謝しつつ、美しきこの国のもとに、平和に暮らすことができることを祝い、さらなる国の発展を願う、国民の祝日です。
長き歴史の中で、幾多の困難を乗り越え、今日の平和と繁栄を築き上げてこられた先人達の御努力に対して、改めて深い敬意と感謝の意を表し、今日まで脈々と受け継がれてきた日本の美しき伝統、文化、精神を、次の世代へと大切に引き継いでいかなければならないと思っています。
こうした中、世界に目を向けますと、各地で絶えず紛争が続き、我が国周辺におきましても、国際社会の平和と安全を著しく損なう出来事が発生をしています。一方、国内におきましても、度重なる自然災害の発生や、急速な少子高齢化、人口減少といった諸課題への対応が急務となっています。
このような時代にこそ、我々国民が力を合わせ、さらには、国際社会が力を合わせ、未来を担う子ども達が、将来に夢と希望を抱けるような国や世界を創造していかなければなりません。
そのためには、国民一人ひとりが、将来を見据えながら、私達が抱える諸課題に真正面から向き合い、世界の中の「日本」という国の未来について考え、そして、故郷や国に対する誇りや愛着を持って「国を愛する」ということを、もう一度しっかりと確認し合う必要があるものと思っています。