豊かな自然に育まれた「徳地(とくぢ)」で暮らす
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更新日:2012年4月13日更新
特有の歴史文化と自然が残る“魅力的な田舎” 平安時代、国家的な大事業・東大寺再建のため、良材を探し求めた重源上人がたどり着いたのが、この徳地地域です。
山口市中心部からは、車で約30分の距離にあり、最近では“森林浴で癒やし効果が得られる森”として科学的に実証された、日本初の「森林セラピー基地」として注目されています。
本州最西端のブナの天然林、樹齢200年以上のアカマツ、「森の巨人たち百選」認定の三本杉、大原湖畔には2000本のサクラ、さらに東大寺再建用の材木調達に従事した人々の保養のために造られた鎌倉時代の石風呂が、今でも森の中に約70も点在するなど、特有の歴史文化と自然が残る“魅力的な田舎”とも言えるでしょう。
最近では、昔からこの地で“健康茶”として飲まれている「カワラケツメイ茶」を復活させ、地域資源として活かす活動も積極的に行われています。
さらに、行列のできるソフトクリーム屋やオムライス屋さんなどもあるほか、最近では、木工作家やガラス作家、鉛筆画家や手すき和紙など、若手アーティストの創作活動の拠点としても人気を集めています。