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第8回中原中也賞が神泉薫(受賞時:中村恵美)さんの『火よ!』に決定しました

印刷用ページを表示する掲載日:2017年6月15日更新 <外部リンク>

概要

第8回中原中也賞には、平成13年12月1日から平成14年11月30日までに刊行された現代詩の詩集386点(うち推薦作品7点)が寄せられました。平成15年2月22日、応募作品の中から最終選考作品として選んだ7作品を対象に、山口市内の旅館西村屋で選考会が開催され、審議の結果、第8回中原中也賞には、神泉薫(受賞時:中村恵美)さんの『火よ!』(書肆山田)が選ばれました。

受賞作品

『火よ!』(書肆山田)

受賞者

神泉薫(しんせんかおる)
受賞時:中村恵美(なかむらめぐみ)

略歴

1971年生、31歳〈受賞時〉
玉川大学文学部卒業
詩集『火よ!』(2002年3月25日刊・書肆山田)

受賞のコメント

受賞したことに驚いています。この詩集に光を当ててくださったことに感謝します。

大学在学中に現代詩を知り書き始めました。言葉によって世界を立ち上げていくという喜びを感じながら詩作をしています。

この『火よ!』は97年から3,4年かけて書いたもので、私の第1詩集です。

中原中也は好きな詩人の一人であり、中也の言葉に対する純粋な感性には大変惹かれるものがあります。

中也の生まれ育った山口市へ訪れることを楽しみにしています。

選考経過

公募、推薦をあわせた詩集386冊について、昨年9月と本年1月の2回開催された推薦委員会の検討の結果、中村恵美『火よ!』、西元直子『けもの王』、四元康祐 『世界中年会議』、利岡正人『運動の間口』、宮城隆尋『idol』、今井義行『私鉄』、齋藤恵美子『緑豆』7冊の詩集が選ばれて、本日の選考委員会の対象とされた。

7冊の詩集は、それぞれ個性的な成果を示していたが、2時間を超える討議の結果、全員一致で中村恵美『火よ!』に本年度の中原中也賞を贈ることに決定した。

『火よ!』に収められた作品は、対象に作者が問いかけ、その問いからイメージを引き出し、次々にイメージを変化、展開させて、柔らかな構造体としての対象の本質を明らかにしている点に、作者の独自性があり、作品を読む愉しさを覚えさせる。こうした特徴を選考委員の全員が評価して、中原中也賞を贈るにふさわしいと評価された。

著者詩集タイトル出版社
 
中村恵美火よ!書肆山田
西元直子けもの王書肆山田
四元康祐世界中年会議思潮社
利岡正人運動の間口ワニ・プロダクション
宮城隆尋idol狐松庵
今井義行私鉄思潮社
齋藤恵美子緑豆私家版

選考委員(五十音順)

氏名肩書き
 
荒川洋治詩人、早稲田大学文学部講師
北川透詩人、梅光学院大学副学長
佐々木幹郎詩人
佐藤泰正梅光学院大学生涯学習センター所長
中村稔詩人、弁護士

応募状況(一般応募作品379点)

全国46都道府県より、8歳から85歳までの379人から、379点の応募がありました。
最も応募が多かったのは東京都の75点で、山口県内からは7点(うち山口市内2点)の応募がありました。 

 
年代別9歳以下10代20代30代40代50代60代70代80代不詳
人数1人10人74人61人74人83人42人21人9人4人

 

 

関連リンク

中原中也賞を実施しています

中原中也についての関連リンク

中原中也記念館ホームページ<外部リンク>

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