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第5回中原中也賞が蜂飼耳さんの『いまにもうるおっていく陣地』に決定しました

印刷用ページを表示する掲載日:2017年6月15日更新 <外部リンク>

概要

第5回中原中也賞には、平成10年12月1日から平成11年11月30日までに刊行された現代詩の詩集252点(うち推薦作品11点)が寄せられました。平成12年2月19日、応募作品の中から最終選考作品として選んだ7作品を対象に、山口市内の旅館西村屋で選考会が開催され、審議の結果、第5回中原中也賞には、蜂飼耳さんの『いまにもうるおっていく陣地』(紫陽社)が選ばれました。

受賞作品

『いまにもうるおっていく陣地』(紫陽社)

受賞者

蜂飼耳(はちかいみみ)

略歴

昭和49年生、25歳<受賞時>
早稲田大学大学院文学研究科修士課程在学中。

受賞のコメント

たいへんうれしく感じています。第一詩集を中也賞というすばらしいところに送り出していただいたことに感謝しています。

詩は小さい頃から好きで、高校時代から書き始めました。詩集を出す前から詩雑誌など投稿はしておりました。この詩集は、詩集を刊行するというお話が決まってから、2か月くらいの間に通常の3倍くらいの詩をつくりまして、その中から選んでまとめたものです。

ニュースなどで殺人事件などが多く報じられるなど、今の時代は人間が大切にされていない気がしています。こうした時代にあって、ことばによって人間を大切にしていくことは、詩人の役目ではないかと思っています。

私も中也賞の名に恥じないように、これからも正直な気持ちで詩をつくっていきたいと思っています。

山口には、私はまだ行ったことがありません。4月の贈呈式に山口へ、そして中原中也記念館に行くことを楽しみにしています。

選考経過

応募詩集と推薦詩集の合計252冊の詩集の中から、昨年8月21日、本年1月24日に開催された推薦委員会による第一次選考の結果、本日の選考会で検討の対象としたのは、竹内敏喜『風を終える』、奥野雅子『日日は橙色の太陽に沿って』、本間淳子『アーバン・アンモナイト』、荒川純子『デパガの位置』、田中庸介『山が見える日に、』、蜂飼耳『いまにもうるおっていく陣地』、雨矢ふみえ『ジーナ・ロロブリジーダ夢みる巻き毛』の7詩集であった。

目下、健康を害している吉田熈生を除き、佐藤泰正、北川透、佐々木幹郎、荒川洋治および中村稔の5名の選考委員の討議の結果、第5回中原中也賞を蜂飼 耳『いまにもうるおっていく陣地』に贈呈することにした。

蜂飼耳のこの詩集は、原始的な生命感にあふれ、豊かなリズム感に富み、生理感覚を超えた身体的な動きののびやかさがあり、現代詩の時流から離れた場所で、きわめて個性的な世界をきりひらいている。

20歳台の前半にこうした独自の世界を構築した、この詩人の才能に選考委員は注目し、その将来に期待して、この詩集が中原中也賞にふさわしいと決定したものである。

最終選考作品

著者詩集タイトル出版社
 
竹内敏喜風を終える彼方社
奥野雅子日日は橙色の太陽に沿って書肆山田
本間淳子アーバン・アンモナイト思潮社
荒川純子デパガの位置思潮社
田中庸介山が見える日に、思潮社
蜂飼耳いまにもうるおっていく陣地紫陽社
雨矢ふみえジーナ・ロロブリジーダ夢みる巻き毛青弓社

選考委員(五十音順)

氏名肩書き
 
荒川洋治詩人、早稲田大学文学部講師
北川透詩人、梅光女学院大学教授
佐々木幹郎詩人
佐藤泰正梅光女学院大学学長
中村稔詩人、弁護士
吉田熈生城西国際大学副学長

応募状況(一般応募作品241点)

全国40都道府県より、18歳から86歳までの236人から、241点の応募がありました。
最も応募が多かったのは東京都の41点で、山口県内からは13点(うち山口市内2点)の応募がありました。 

 
年代別10代20代30代40代50代60代70代80代不詳
人数1人25人33人56人51人51人10人4人5人

 

 

関連リンク

中原中也賞を実施しています

中原中也についての関連リンク

中原中也記念館ホームページ<外部リンク>

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