平成28年度日本精神科病院協会学術教育研修会「栄養士部門」開講式(平成28年11月24日)
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更新日:2016年11月24日更新
日本精神科病院協会の栄養士部門の学術教育研修会に出席しました。
我が国の精神医療をとりまく状況を見ますと、精神疾患 患者は320万人を超え、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病など、いわゆる4大疾患よりも多い状況となっています。とりわけ、うつ病等の気分障がいや認知症の患者数、また、薬物依存や摂食障がい、発達障がいへの対応等が増加傾向で推移し、精神科医療に対する需要がより一層高まり、また多様化しています。
こうした中、全国の精神科医療の臨床に関与しておられる栄養士の方々や関係者の皆さん方が、山口市に一堂に会され、「たべることは いきること」をメインテーマに、これからの精神医療に関する栄養管理について、理解を深められ、お互いに協議、意見交換を行われますことは誠に意義深く、精神医療のさらなる発展、向上につながるものと期待をしています。この研修会が、参加者の皆さんにとって実り多きものとなることを祈っています。