山口・宇部テクノパーク連絡協議会からの要望
令和2年5月29日提出
本協議会を構成する三つの産業団地は平成2年に分譲を開始され、現在では67社が操業し、就業者数は約4千人を誇る県内有数の産業団地となりました。
これに伴い、団地周辺におきましては、朝夕を中心に慢性的な交通渋滞が発生しており、加えて、これが原因となって交通事故も起きるような状況となっています。
このため、円滑な企業活動に支障を来しており、ひいては時間ロスに伴う生産性の低下を招いています。
こうしたことから、本協議会におきましては、会員企業総意のもと当面の最重要事項として渋滞の解消に向けた取組みを積極的に進めることと決定し、昨年度、山口市・宇部市の御理解、御協力のもと、渋滞状況調査を実施していただいたところでございます。
この渋滞状況調査では、県道宇部防府線における車線交通容量に対し通過・流出入交通量が著しく多い状態となっているため慢性的な交通渋滞が発生していること、さらに、これに伴い、国道2号及び山口宇部道路においても慢性的な交通渋滞が発生していることが判明いたしました。
また、朝の通勤時に県道宇部防府線への流入台数の多い「由良IC」では各企業が就業者へ周知しているにも関わらず交通事故が多発しており、このことは就業者個人の問題に留まらず、企業活動の損失にもつながるものとして大変危惧いたしているところであります。
加えまして、今後も団地の就業者数は増加が見込まれると伺っており、より一層厳しい事態に直面することが懸念されるところでございます。
つきましては、下記事項について強く要望いたしたく、格別の御高配を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
記
県道宇部防府線(上山中交差点から由良IC交差点付近まで)の交通渋滞を解消するため、段階的な4車線化及び右左折レーンの設置等の交差点改良について、関係所管へ速やかに要請を行うこと。
文書による回答はしておりません。