国立大学法人山口大学からの要望
令和6年3月1日提出
現在市新本庁舎整備が進められており、2025年には新しく建て替わる新本庁舎へ引越しをされ、現在の本庁舎は解体される予定であると伺っております。
現在の本庁舎は、もともと山口大学教育学部の学舎であったことから、山口大学及び山口大学教育学部では、解体前に市民活用の期間を設け、大学学舎及び市本庁舎の歴史や記録・記憶の展示、市民活動の発表の場などとしてはどうかと考えております。そのことで、幅広く市民に愛される企画を提供でき新しい記憶となって市民の胸に残っていくだけでなく、解体後、市民交流棟や広場などが整備され新しい「市民の丘」となって、多くの市民が集い新たな交流の創出へとつながるきっかけにもなることが期待できます。
つきましては、現本庁舎の事務機能移転が完了した後、解体着手までの間に、市民団体による作品展示等に活用できる期間を設けていただきますようお願いいたします。
「現山口市本庁舎解体前の市民活用」につきましては、御提案のとおり、長きにわたり使用してまいりましたこの建物に思いを馳せ、これまでの山口大学教育学部及び市役所の歴史を振り返るとともに未来に伝え、さらには現在整備中の新本庁舎を知っていただく絶好の機会になるものと考えております。
つきましては、御要望にお応えできますよう最大限の協力を図ることといたし、活用いただく具体的な期間などは、各種工事や新本庁舎棟への移転等のスケジュール調整を踏まえ、改めて御案内させていただきたいと考えております。