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大殿地域住民の意見要望等についての要望と回答(おおどのコミュニティ協議会からの提出)

印刷ページ表示更新日:2023年12月1日更新 <外部リンク>

おおどのコミュニティ協議会からの要望
令和5年10月12日提出

要望

 本協議会におきましては、例年、移動市長室の開催に合わせまして、地域広報誌「地域情報おおどの」において、大殿地域の皆様に、山口市に対する意見、要望等をお伺いしたうえで、移動市長室における協議事項を検討することとしております。
 つきましては、大殿地域住民から意見要望等があったものを、別添のとおり取りまとめましたので、実施の検討、関係機関等に要望をしていただくなどの御配慮を賜りますようお願いします。

瑠璃光寺五重塔周辺の環境整備について
(1)県道香山園公園線歩道のバリアフリー化実施
 →側溝の溝蓋のでこぼこ及び段差の解消が必要。
(2)歩行者向けの分かりやすい案内標識設置
 →案内標識が車利用者向けとなっており、歩行者にとってはわかりづらい。
(3)周辺道路の電柱地中化の実施
 →観光名所である瑠璃光寺五重塔周辺の環境整備のため。
県道山口旭線の整備について
(4)道路及び歩道整備の実施
 →大殿小・中学校の児童生徒の通学路にもなっており道幅が狭く大変危険であるため。
一の坂川の景観整備について
(5)伊勢橋から木町橋間の木々の伐採を始めとする景観整備の実施
 →一の坂川・河畔の森を始め、河川内に大木が生えており、管理がされていない状況にあるため。
陸上自衛隊山口駐屯地周辺道路の交通安全対策について
(6)路面への速度制限の表示及び通園、通学時間帯の警察官による取り締まり等の重大事故の未然防止の実施
 →道幅が狭く、車両の離合が難しい道路を、国道9号線の迂回路として多くの車両が往来し、大変危険な状況にあるため。
コミュニティバスのバス停について
(7)コミュニティバスのバス停へのベンチ設置の実施
 →高齢者が多く利用し、バスを待っている時間に座れる場所が必要なため。
地域づくり交付金における助成金制度の充実
(8)複数地域を対象に地域づくりを行おうとする団体に対する助成金制度創設
 →おおどのコミュニティ協議会においては、大殿地域を対象に活動する団体に助成金を交付することとしている。
  こうした中、対象地域及び活動地域が大殿地域にとどまらず、複数地域にわたる団体からの助成金の申請が増えている状況にあることから、新たな助成金制度の創設が必要と考える。
行政窓口サービスの開設時間拡充
(9)行政窓口の開設時間を、夕方・土日にも拡充
 →多様な働き方が進む中、市民サービスの最前線である行政窓口サービスの拡充を行うことが必要と考えるため。

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回答 (道路河川建設課、観光交流課、都市計画課、道路河川管理課、生活安全課、交通政策課、協働推進課、総務課)

大殿地域住民の意見要望等につきまして、次のとおり回答いたします。

■ 瑠璃光寺五重塔周辺の環境整備について
(1)県道香山園公園線歩道のバリアフリー化実施
 県道202号香山園公園線は、香山公園前から県道62号山口旭線に至る215メートルの道路で、国宝瑠璃光寺五重塔がございます香山公園並びに沿線に立地します観光産業施設へのアクセス道路として、また地域住民の方々の生活道路としまして、高齢者や障がい者を含む多くの方々に利用されています。
 しかしながら、側溝蓋の老朽化等により歩道路面に凸凹(でこぼこ)や段差が発生していますことから、誰もがスムーズに安全安心に通行できる歩行者空間を確保していただきますよう、道路管理者であります県に対しまして、まずは早急の補修整備を要望してまいります。
(2)歩行者向けの分かりやすい案内標識設置
 この度御要望をいただきました、観光客の皆様の利便性の向上に向けた案内標識の設置につきましては、周辺の景観等に配慮しつつ、まずは既存の案内標識の再整備を図ってまいりたいと考えております。
 歩行者用の案内標識の設置につきましては、昨今のスマートフォンの普及状況と情報のデジタル化が進む社会情勢の中におきまして、より精緻なデジタル地図案内情報の活用によります利便性の向上の可能性も視野に、慎重に研究してまいりたいと存じます。
 本市といたしましては、今後も、観光客の皆様の利便性の向上やおもてなしの精神に基づくサービス提供による満足度の向上を通じまして、リピータ―や山口ファンの創出等、何度も訪れたくなる観光目的地「山口市」の実現につなげてまいります。
(3)周辺道路の電柱地中化の実施
 香山公園・国宝瑠璃光寺五重塔は多くの観光客が訪れます重要な観光スポットでありますとともに、本市を代表する景観を有しておりますことから、本市といたしましても周辺と調和した景観整備の必要性は十分認識しております。
 現在、香山公園前から木町橋へ向かう県道を東側へ延伸し、国道9号から香山公園等へアクセスする新たな県道の早期事業化を県へ要望しておりまして、事業化の際には現在の県道もあわせ、電線類の地中化を含めた、周辺景観へ配慮した整備を県へお願いしてまいります。
 また、洞春寺側の市道黄金町野田3号線などの周辺道路につきましても、この県道の整備と合わせまして電線類の地中化を検討してまいります。

■ 県道山口旭線の整備について
(4)道路及び歩道整備の実施
 県道62号山口旭線は、竪小路交差点から萩市佐々並に至る8.9キロメートルの道路で、この内国道9号接続部から木町を経て天花に至る区間は、家屋密集地域を通過しておりまして、道路は狭隘で歩道の設置もないことから、特に朝夕の通勤通学の時間帯には車両と歩行者が輻輳し、危険な状況にあると認識しております。
 こうしたことから、県道202号香山園公園線との接続箇所以北の道路整備を毎年県に対しまして強く要望しているところでございます。
 国道9号接続箇所から県道202号香山園公園線との接続箇所までの区間につきましては、家屋密集地域を通りますため、地域の方々の御意向を踏まえながら、地域全体の課題としまして、道路管理者であります県に対しまして道路整備を要望してまいります。

■ 一の坂川の景観整備について
(5)伊勢橋から木町橋間の木々の伐採を始めとする景観整備の実施
 河川内の竹木等の伐採につきましては、景観保全の観点に加え、激甚化・頻発化する豪雨への備えとしまして重要なものであると考えております。
 河川管理者であります県におかれましても、河積(水が通る断面)を阻害します木の伐採を優先的に進めていただいているところでございまして、令和2年度は木町橋上流左岸側及び俊竜寺橋付近、令和3年度は山口中央郵便局付近及び天花橋付近、令和4年度は木町橋上流部の伐採を実施していただいているところでございます。
 本市といたしましては、河畔の森およびその周辺につきまして、大内文化特定地域における景観保全および治水への観点から、引き続き、県に要望してまいりますとともに、県と市が情報共有を図りながら連携して災害に強いまちづくりに取り組んでまいります。

■ 陸上自衛隊山口駐屯地周辺道路の交通安全対策について
(6)路面への速度制限の表示及び通園、通学時間帯の警察官による取り締まり等の重大事故の未然防止の実施
 交通指導取締り及び路面標示(交通を規制するもの)につきましては、山口県公安委員会(警察)が所管となりますことから、御要望の件につきまして、管轄であります山口警察署へお伝えしましたところ、具体的な危険箇所をお伺いしたいので、山口警察署交通課へ直接ご相談いただきたいとのことでございました。
 交通事故をなくし、安全に道路を利用するためには、車を運転する方、自転車を利用する方、歩行者等すべての方が、指導や取締り、標示の有無にかかわらず交通ルールを守ることが大切です。
 本市といたしましては、「交通事故のない安全・安心なまち」の実現をめざし、一人ひとりの交通マナーの向上、交通ルールの遵守等、啓発活動に努めてまいります。

■ コミュニティバスのバス停について
(7)コミュニティバスのバス停へのベンチ設置の実施
 御要望のコミュニティバスのバス停へのベンチの設置につきましては、利用者の皆様のバスを座って待ちたいというお気持ちは十分理解しておりまして、本市といたしましても、公共交通を快適に御利用いただくためには、各公共交通の待合環境の向上が望ましいものと考えております。
 しかしながら、コミュニティバスを含め市内には、バス停が千か所近くございまして、これらに市がベンチを設置し、日常的に維持管理をしますことは困難でありますことから、原則として市では設置をしていないのが実情でございます。
 現在、市内ではベンチが設置されたバス停がございますが、これらは病院や店舗などの土地所有者の御好意により設置をされたものや、地域の皆様が利用者の利便性や快適性の向上を図る観点から設置されたものでございます。こうした地域の皆様の取組につきましては、ベンチの設置に当たり広告代理店を活用され、ベンチの背もたれ部分に民間企業等の広告を表示することによりまして、その広告収入によりベンチの設置と以後の管理を広告代理店が行うものでございます。
 今後、地域等でベンチの設置を検討される際には、広告代理店等の御紹介も可能でございますので、まずは市交通政策課まで御相談いただければと存じます。

■ 地域づくり交付金における助成金制度の充実
(8)複数地域を対象に地域づくりを行おうとする団体に対する助成金制度創設
 個性豊かで活力ある自立した地域社会の実現を図るため、各地域づくり協議会に対しまして、地域づくり活動を支援するための「地域づくり交付金」を交付しているところでございます。
 御要望をいただきましたとおり、地域づくり交付金は単独地域に配分しておりますことから、地域内での取り組みを基本としておりますが、地域課題に対する効果が見込める場合は、地域の枠を超えた活動に対しましても交付金の活用は可能と考えております。
 このことから、「おおどのコミュニティ協議会事業助成金」制度に限らず、「地域づくり交付金」及び「地域の未来づくり促進特別交付金」の用途につきましては、補助をする団体の活動範囲で判断されるのではなく、その団体の活動がどれだけ大殿地域に課題解決の効果をもたらすかで、補助対象に値するか否かを御判断いただきたいと考えております。
 また、地域をまたがった団体の活動が、大殿地域にも、それ以外の地域においても地域課題解決の効果が見込める場合は、「地域の未来づくり促進特別交付金」を折半して交付することも可能ですので、関係地域におきまして御検討いただく等、その団体の活動範囲と、効果の状況に応じまして御対応くださいますようお願いいたします。
 該当事例がございましたら、協働推進課及び地域交流センターまで御相談いただければと存じます。

■ 行政窓口サービスの開設時間拡充
(9)行政窓口の開設時間を、夕方・土日にも拡充
 本市におきましては、令和5年度から令和9年度までを計画期間とします第二次山口市行政改革大綱後期推進計画におきまして、「市民満足度の高い行政サービス提供体制の確立」を目指す姿として掲げまして、社会経済情勢や環境の変化に適切に対応し、市民の皆様が豊かに、安心して元気に暮らすことができる行政経営を目指すこととしております。
 特に、行政サービスの提供体制におきましては、「市役所全体が市民生活を支えるサービスセンターである」という考えのもと、多様化・増大する市民ニーズに対応することができますよう、デジタル技術を最大限活用した内部事務の効率化による生産性の向上によりまして、満足度の高い行政サービスを提供してまいります。
 また、国においても、「書かないワンストップ窓口」等の窓口改革の推進に向けた方針を示されたところでありまして、本市におきましては新本庁舎整備を契機とした行政手続のデジタル化や、デジタル技術を活用した窓口のワンストップ化などに取り組むこととしております。
 こうした中、市民の皆様に利便性を実感していただく取組といたしまして、特にニーズの高い住民票や所得・課税証明書等の発行につきましては、マイナンバーカードを利用しまして、窓口に来なくてもいつでも申請することができ、郵送により自宅等で受取りができるサービスの導入に向けまして、現在、検討を進めているところでございます。
 この度、行政窓口サービスの開設時間拡充の御要望をいただきましたが、本市といたしましては、今後とも、このような利用者目線に立った窓口サービスの向上と業務の効率化を図ることによりまして、市民の皆様に負担の軽減と利便性を実感していただきますことで、これまで以上に市民の皆様に寄り添い、きめ細やかな行政サービスが提供できる体制を構築してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 

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