大歳まちづくり協議会、中矢原自治会からの要望
令和3年5月10日提出
交通事故の発生件数につきましては、近年、減少傾向にあるものの、未だ高い水準で推移しているところです。
このような中、大歳地区では、近年、市道矢原町穂積町線及び市道東山通り下矢原6号線の交差点で重大な交通事故が幾度となく発生しております。
その原因として、当該箇所は古くから市道矢原町穂積町線が近隣の主要道路として使用され、減速されずに通行する車両が多く見受けられる一方で、土地区画整理事業により開通しました市道東山通り下矢原6号線の交通量も多く、前述道路の通行車両との衝突事故が発生しており、大変危険な状況となっております。
つきましては、一時停止等の交通規制を実施されるなどの対策を講じていただき、交通事故で悲しむ住民が出ないよう、早急かつ積極的な対応をお願いいたします。
御案内のとおり、当該交差点には、現在、安全対策として3か所にカーブミラーが設置されておりまして、どの方向から進入するときも他方向からの進入車両を確認できるようになっておりますほか、市道矢原町穂積町線には、交差点の手前に「交差点注意」の路面表示を施すことで減速を促し、また、市道東山通り下矢原6号線には、停止指導線を引くことで一時停止を促しているところでございます。
しかしながら、それでも衝突事故が発生しているとのことでございますことから、本市といたしましても交通規制の権限を有する山口県公安委員会(山口警察署)へ、現状の説明とともに一時停止等の交通規制について要望いたしたところでございます。
本市といたしましては、今後とも、警察を始めとする関係機関や地域の皆様と協議させていただきますとともに、一人一人の運転マナーの向上により交差点を安全に利用いただけますよう、引き続き広報啓発活動に取り組んでまいりたいと考えておりますので御理解を賜りますようお願い申し上げます。