令和元年12月25日(水曜日)、山口県立大学サークル「山口―ナバラ コラボ広場」部長の矢野侑紀さんが市長を訪問し、絵本「サビエルと大内の『き・せ・き』」80冊を寄贈していただきました。
山口県立大学サークル「山口―ナバラ コラボ広場」は、看護栄養学部栄養学科の課外活動で、食文化を通じたスペインとの交流の発展を目指し、子ども達と一緒にスペイン料理を作ったり、紙芝居等で両国のつながりを紹介する取り組みをされています。
今回寄贈していただいた絵本は、本市がスペインのホストタウンとしての機運を盛り上げるために制度化した山口市ホストタウン普及活動支援補助金を活用して制作されたもので、夏休みの9月から絵本の制作に入られました。その後、サークルのメンバーが毎週集まって、写真撮影や文章確認等の役割分担をしながら編集に取り組み、11月3日に山口中心商店街で開催されたスペインフィエスタで初披露をされました。絵本に掲載されているハビエル城等の写真も学生がスペイン旅行の際に自ら撮ったもので、本市と縁の深いスペインとのつながり(史実)を全20ページで分かりやすく表現されています。
矢野侑紀さんは、「この本をきっかけに、より多くの幅広い世代の人達にスペインを身近に感じていただければと思う。小さな子ども達へは、より分かりやすいように工夫して読み聞かせをして、スペインとのつながりを広めていきたい」と述べられました。市長は、「サビエルと大内義隆の生い立ちからつながりまでが分かりやすく表現されている。多くの市民の皆さんに興味を持って読んでいただける絵本を作っていただき大変ありがたい。スペイン語に訳して現地でも披露したい」と感謝の意を述べました。
寄贈していただいた絵本は、市内の公立小・中学校をはじめとして、市立図書館、各地域の地域交流センターへ配置する予定です。
絵本を手に記念撮影をする矢野さん(左)と市長
絵本について説明する矢野さん(左)
国際交流課 Tel083-934-2725