7月18日(木曜日)、薩長同盟日本酒プロジェクト第2弾として、清酒「ふれんど」の制作発表会を山口総合支所で開催しました。
幕末に坂本龍馬の仲介により長州から薩摩にお米が運ばれたという歴史に着想を得て、明治維新150年を契機に山口市と鹿児島市の民間、大学、行政などの関係者が連携し取り組んできた日本酒プロジェクト。今回は、昨年発売された清酒「薩長同盟」に続く第2弾です。
このお酒は、山口大学農学部が酒米栽培に関する技術支援を行っており、鹿児島大学農学部と連携協力して、山口から運ばれた酒米「山田錦」を鹿児島市内で栽培育成し、収穫した酒米を原料としています。また、醸造するのは山口市の金光酒造です。今回、銘柄名とラベルデザインを手がけたのは、作家、美術家、画家としてボーダレスに活躍する大宮エリーさん。大宮さんは、「ラベルには清らかな流れを表現し、鹿児島と山口のような結びつきが広がれば、との思いを込めた。このお酒には深くて豊かな感じがあり、甘いけれどキレもある。私も友だちに送りたいと思っており、仲の良い人と楽しんで飲んでもらえるのでは」と、思いを語りました。
清酒「ふれんど」は720mlの4合瓶。価格は1,767円(10月以降は1,800円)で、県内のスーパーマーケット「アルク」等で1,600本限定で販売されています。
清酒「ふれんど」制作に携わった関係者たち
完成した商品をPRする大宮エリーさん
爽やかなラベルが印象的な清酒「ふれんど」
観光交流課 ☎083-934-2810