平成30年5月1日、湯澤慧さん(26)を、都市部の人材が地方の活性化を後押しする「地域おこし協力隊」の隊員に委嘱しました。本市で生活しながら自転車と地域資源を活用した地域活性化に取り組みます。
湯澤さんは、広島県呉市出身。東京サイクルデザイン専門学校で3年間学んだ自転車のフレームデザインの技術を生かし、阿東地域を拠点に自転車をツールとして地域資源の磨き上げやサイクリストを呼び込むなど、阿東地域の魅力作りに取り組みます。
山口総合支所で行われた委嘱状交付式を終え、湯澤隊員は「専門学校在学中に阿東地域で取り組まれている竹を使った自転車の製作に関わったことがあり可能性を感じた。地域資源である竹を使った自転車を作り、県外や世界中から多くの方に来ていただけるよう、竹の自転車の魅力を発信していきたい。将来は阿東で材料の調達から自転車の製作までをやってみたい」と抱負を述べられました。
湯澤さんの委嘱期間は、最長で5月1日から3年間の予定です。
委嘱交付式の様子。村田地域政策部長から委嘱状を受け取った湯澤さん(左)
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