令和6年2月5日(月曜日)、本市がパナソニック ホールディングス株式会社と「災害時における生活物資の供給等に関する協定」を、パナソニック インダストリー株式会社と「災害時等における施設利用の協力に関する協定」を、それぞれ締結しました。
これらの協定は、本市で地震や豪雨などの災害が発生した場合等に、相互に連携と協力のもと、パナソニック ホールディングス株式会社の保有する電池やLEDランタン等の物資供給、パナソニック インダストリー株式会社の施設の一部を一時避難場所や消防の災害活動拠点等の用途に利用することについて、必要な事項を定めたものです。
市役所で行われた締結式で、市長は「本市では、昨年の6月30日からの大雨災害により、市民生活に甚大な被害が発生し、現在、ハード・ソフト両面から、災害に強いまちづくりに向けた取り組みを全力で進めている。このような中、災害時における連携協定の締結は大変ありがたく思う。本協定の締結を契機に、市民の皆様が安心して暮らすことのできるまちづくりがさらに加速するものと大いに期待している」と述べました。
また、パナソニック インダストリー株式会社山口拠点の新海拠点長は「災害は発生しないに越したことはないが、万が一発生した際に迅速に動けるよう、事前にこういった協定を締結できたことは大きな意味があると考えている。また、このような協定を締結したことを市民の皆さんに知っていただき、災害に対する備えや防災意識を高めるきっかけとなれば、と思っている。今後とも、山口市と相互に連携・協力していき、地域社会に貢献していきたい」と述べられました。
協定書を手にするパナソニック インダストリー株式会社山口拠点の新海拠点長(左)と市長(右)
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