令和5年1月22日(日曜日)、維新大晃アリーナ武道館において、「大野将平 次世代育成プロジェクト 山口市ジュニア柔道教室」を開催しました。この教室は、本市出身の大野将平選手から、次世代を担う子どもたちに直接技術指導をしていただく機会を創出し、次世代アスリート育成の一助となるよう、山口市柔道協会のご協力のもと初めて開催したものです。今回は、ゲスト講師として下関市出身の原沢久喜選手にもご参加いただき、市内の柔道スポーツ少年団に所属する4~14歳の58人が、世界で活躍する両選手の技を学びました。
開催に先立ち、伊藤市長は「2つのオリンピックでメダルを獲得され、世界的に活躍されている両選手にお越しいただき、柔道教室を開催できることを嬉しく思う。今日は、市内各地の学校の皆さんが来られていると思いますので、皆さんとの友情の輪も広げていただければ」とあいさつしました。大野選手は「念願叶って、同じ山口県出身の原沢選手と地元で柔道教室を開催できたことを嬉しく思う」と述べられ、原沢選手は「柔道を楽しむという気持ちで一緒に学んでいきましょう」と述べられました。
教室では、両選手の得意技の技術指導として、大野選手が大外刈り、原沢選手が内股を披露し、足や腰の使い方などの技のポイントをそれぞれ子どもたちに伝えました。子どもたちは2人一組になって、お互いに技をかけ合う練習をしました。
また、両選手と1対1で互いに自由に技をかけ合う乱取りや、子どもたちの代表10人と大野選手、原沢選手による団体戦も行われました。両選手の豪快な技が決まると、会場には子どもたちや保護者の拍手と歓声が響き、盛り上がりを見せていました。
最後に、大野選手は「1日では強くなれないので、毎日一生懸命稽古をして、継続して努力することが大事です」と、子どもたちにエールを送りました。本市では、今後も大野選手のさらなる活躍を応援してまいります。
あいさつする伊藤市長(写真中央)
大野選手による技術指導の様子
乱取りの様子
記念撮影の様子
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