令和5年1月22日(日曜日)、徳地文化ホールにおいて、「東大寺サミット2022in山口」を開催しました。
「東大寺サミット」は、東大寺の造営や再建等で歴史的に関係の深い15の市町が集い、構成市町の友好と連携を深めるとともに、郷土の歴史と文化遺産を保護または活用した魅力ある個性豊かな地域づくりを進めることを目的として、2年に1度開催されているもので、今年度は山口市が会場となりました。
開催に先立ち、伊藤市長は「この度のサミットをきっかけとし、東大寺ゆかりの自治体の友好と連携を一層深めるとともに、地域振興や観光振興、地域経済の活性化につなげてまいりたい」とあいさつしました。
つづいて、構成する各市町の東大寺とのつながりや歴史などを紹介し、伊藤市長が「東大寺サミット加盟15市町は、今後もより一層連携協力し、先人の偉業を受け継ぎ、未来につないでいく」とのサミット宣言を読み上げました。
歓迎アトラクションでは、八坂小学校児童による重源太鼓の演奏や徳地中学校生徒による重源上人の逸話をもとにした紙芝居が披露され、会場を盛り上げました。また、東大寺別当橋村公英師による記念講演「重源上人の偉業を現在に伝える」や、山口市にゆかりが深く、奈良市観光大使である倉橋みどりさんのコーディネートのもと、橋村師、法光寺住職松尾定俊師、徳地史談会吉松桂二氏をパネリストにお迎えして、シンポジウム「重源上人を語る」が行われました。
会場では、「徳地やまのいも」や徳地和紙をはじめとした徳地地域の特産品販売を実施したほか、サミット後に重源上人ゆかりの地を巡るバスツアーも催され、訪れた皆さんに楽しんでいただきました。
重源太鼓の演奏の様子
重源上人紙芝居の様子
あいさつする伊藤市長
記念撮影の様子
シンポジウムの様子
特産品販売会場の様子
徳地総合支所地域振興課 Tel0835-52-1111