令和5年1月10日(火曜日)、秋穂二島地域で活動する地域おこし協力隊の着任式を市役所で行いました。
このたび着任した渋谷桃子さんは、宇部市出身で、これまで東京都で造園業や生花の卸売業などに携わってこられました。渋谷さんは、こうした経験を生かし、秋穂二島地域で「真の山口産畜産物のブランド化のための飼料用トウモロコシの普及拡大」をテーマに活動します。
着任式で市長は「これまでの社会人経験で培ってこられたスキルと技術を最大限発揮していただき、飼料用トウモロコシの普及拡大に大いにチャレンジしていただきたい。本市としても、生活面から先輩隊員とのネットワーク作りまでしっかりサポートしてまいりたい」と激励しました。渋谷さんは「前職での経験や大学在学時に作物学を専攻していた経験も生かして、これから活動をしていきたい。まずは地元の生産者の方々のお話を聞きながら、飼料用トウモロコシの生産について勉強して、普及拡大に貢献できれば」と意気込みを述べられました。
このたび着任した渋谷隊員を含め、本市では現在15人が活動しています。今後も、総務省が支援する「地域おこし協力隊」の制度を活用し、地域ブランドや地場産業の開発・販売・発信等を推進するとともに、任期後の定住・定着を図ってまいります。
記念撮影の様子(左から山口市子実コーン地域内循環型生産・出荷協議会工藤会長、渋谷隊員、市長、増田農林水産部長)
農業政策課Tel083-934-2816