東京オリンピック・パラリンピックの開幕まで、いよいよ1年を切りました。
競技会場等の整備も着々と進み、観戦チケットの抽選や聖火ランナーの募集が行われるなど、56年ぶりとなる東京での開催に、国民の関心も日に日に高まっています。
東海道新幹線の開通など、都市機能が飛躍的に発展し、戦後復興の象徴であった前回大会当時、私は学生でしたが、「東洋の魔女」などの流行語も生まれ、日本中が大いに沸いたことを思い出します。
成熟国家となり、世界をリードする大会となる今回、本市では、スペインのホストタウンとしての取組や、卓球や柔道など、本市にゆかりある選手の本大会出場を目指した活躍を通じて、市民の機運を高めてまいることとしています。
スポーツが日常生活に溶け込み、誰もが生き生きと豊かに暮らせるまちの実現といったレガシーを未来に継承していけるよう、市民の皆さんと一体となった山口ならではのおもてなしや応援を行ってまいりたいと思います。